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学生の頃 友より
「言葉は創れ ジャンルも創れ」
と言われたことがきっかけで
それを真正直に受け止めたじぶんは
一時の間 思考をめぐらして
辞書にのってない単語や造語を見つけては喜び
音楽については果たしてジャンルの創成まで到達したかはわからないが
自分たちで楽曲をつくることをまた 喜びとしていた。
そんな時期を忘れたくらいに何年もたって
音楽制作をする傍らある友達から名前をさずけられた。
「Vertica」
友達は Vertival=垂直と
Vertigo=めまい
のダブルミーニングであり彼の造語といった。
垂直と目眩 、相反するように聞こえて 響きはよい
それは地軸だとして考えれば確かに
まっすぐであろうし 目もくらむ速さで回転し
波打っていて 時に反転もするであろう。
ターンテーブルにみたてても
レコードを回転させ 逆にも回り
鳴り響く音楽は時折聴くものに目眩を起こさせる。
Dark Beaut=暗い素敵なもの
私の作った造語でありまた音楽のジャンル
これは全くもって人に推奨するわけではないし
自分の追い求めるものを明確化するためにだけ
便宜上考えられた名前.
とても暗いけど美しさを秘めた音楽
一瞥して敬遠されがちであるが
よく聞いてみると深い何かが隠されている
ある一定の経験値をこえなければ
到達することができない感覚
しかしよくよく耳を傾けてみれば
みんなが共感しうなずける音
要するに「 Deep 」
(現在Verticaは自己の別名義のDJネーム。以下にDark Beautをリンクしておきます。)