面接で一番良くある質問は志望動機と、趣味や興味のあること、そして将来の夢。正直、そんなのわかるわけないじゃないし、わかってどうするんだといつも思う。
なんで人は必ずしもやりたいこと、興味のあることが必要なのか。そんなものなくても別に死なない、なんならそんな人生にいちいち自分の感情を持ち込んでいたらやってられない。
すべての行動に意味を求めるのは危険だと思う。なぜならそんなものないからだ。世が存在する理由なんてない、ただそこにあるだけなのだ。それなのに、すべてに理由をつけようとするのは無理がある。
私はやりたいことがない。なにか問題でもあるか?いいや、なにも考えずに生きるのも別に悪くない。ただただ生きているだけ。
それなのに外に出れば毎度のように聞かれる「好きなことは?」という質問に正直うんざりする。そんなに好きなことがあるのはえらいのだろうか。
雑誌やメディアに紹介されている人たちは、自分の好きなことをとことんやり続けた結果こうなったという話をよくする。それを見てみんな好きなことをやり続けるのが成功への道だと勘違いする。
まずまずそれが正解なら、世のサラリーマンや仕方なく働いてる人たちはなんなんなのだろう。失敗作とでもいいたいのだろうか。そんなことはない。実際そういう人たちがいないと会社が成り立たないわけだし、必要な存在だ。そしてそっち側の人のほうがはるかに多い。
正直、好きなものなんてなかなか見つからない。そんな個人差が出まくる項目を、あたかも当たり前のように話さないといけない今のこの社会はなにを目指しているのだろうか。
趣味や好きなことは、「あればいい」程度のものである。それを強制的に子供に持たせるのは、本末転倒な気がしてならない。