英国ドラマ”テス”を観て | Fleurのブログ

Fleurのブログ

Happy Life : 花笑み :



日々の小さな喜び、感動、安らぎを綴ります。

 

昔、トマス・ハーディ の「テス」を読んだことがありますが、

 

ほとんど内容は忘れていましたが

 

衝撃的なラストだけは脳裏に刻まれていました。

 

イギリスの美しい自然にはうっとりでしたが

 

テスを悲劇に追いやるふがいない男たちには腹が立ちました。

 

最初に現れるテスの父親、お金があればお酒に使って

 

大家族を養う器量なし。そのため テスは家族のために

 

犠牲になってしまう。

 

テスを愛する二人の男性。

 

どちらも罪深く、テスを追い詰める。

 

テスの高潔さ強さが際立ち、彼女が選んだ

 

宗教的にも社会規範からいっても罪深い行為に

 

それが彼女が選べる唯一の幸せだったと

 

納得し、どうしようもない悲しみに包まれる。

 

やっぱり ラストは覚えていた通り悲し過ぎた。