村野さんは私のメシア、私は彼を探しているからこれを繰り返す…とか私に都合が良すぎてあり得ないことを思い付く。
ただ真実から逃げたいだけ








色々なことが重なって、ただ感傷的になっていたのかもしれない。浴衣を来た綺麗な人が彼女を待つ彼の車にかけより、遅れてごめんね。私はその2人の何処に幸せを見つけたのだろう。彼女にどうして羨望を抱いたのだろう。私は何時もそうだ。羨望の色をつけた軽蔑だと見せかけて、ただの憧れで、それは私を傷つける。常に今の私はなりたい私なはずなのに。信じたいものは自分で決めている。かわいいと信じたら私はかわいくなれるのに。愛があると信じたら私の世界は愛に溢れるのに。男の人は性欲の塊だと決めたのは私なのに。周りの環境は少しそれを助長したに過ぎないのに。私は私に責任を追えない。すごく悲しくて、しばらくしたらこの状況にも酔って、今の私もなりたい私なんだろうか、わからなくなってただ逃げたくて、汚れたくなる。








私が吐いたその裏まで君は受け取っていただろうか。私は責任を追うことから逃れるため言外に期待しすぎただろうか。いや、そもそも私は私がいちばん面倒で嫌いなことをしていた、他人に期待しすぎて何時もだめになる、期待するたび我は強くなって、完全な崩れ落ちを許さない。

「スポイルしてやる」
いつか彼が言った言葉にすがって私は生きている
(金原ひとみ / 憂鬱のパリ)

マユになりたい。男の人がいないと生きられず、目の前で壊れることができる脆弱で愚かしいものになりたい。私の中から何かが流れ出て欲しい、何かがとけて現れて欲しい、何かがはっきり目に見えてきて欲しい。




私は私の中で矛盾を来す