荒川市民マラソン後記-01 | FLOAT JAM official blog 「BLOGGER HUSTLE」Powered by Ameba

荒川市民マラソン後記-01

どうもコンバンワ、YOU-SEEです。
昨日走ってきました、42.195キロ。
自分が思ってた以上にいや、想像を絶する程の遠い道のりでした。
今日の一曲、三日に分けようかと思ったけど気持ちが薄れるのがイヤなので立て続けに書きます。

最初はFANNYも義兄のエイジ君も走るし一緒に出るか!
しかも3/15は僕の結婚記念日だし!
何て暢気な気持ちでエントリーしました。
途中でATOLAも出るって事を知って「皆で楽しもう」くらいにしか思ってなかった。


ここから長いので興味ある人は適当にどうぞ!


当日エントリーを済ませて準備が終わった時に会場を散策してタダでもらえる救援物資を探す。
僕はサロンパスのスプレーを貰ってFANNYは青汁を飲んだ。
笑顔で戻ってきたFANNYに「どうだった?苦かった?」と聞くと…

スタッフ「どうですか?」
F「思ったより飲みやすいですね!これ最近ハチミツ味も出ましたよね?」
スタッフ「あ、それは当社の製品ではないですね」
とぶった切られたそうだ。

丁度その頃ATOLAから電話がかかってきて、絆創膏を渡しに行く。
(長い距離を走るとTシャツと乳首が擦れてそれがストレスになるので)

FANNYはトイレで、エイジ君は物販を見てるからって事で一人で会いに行って、
足の痛みが出たらそれを抑える薬を貰い、再び再開を誓う。

その後FANNYに電話したら繋がらない。エイジ君も繋がらない。
この後どこに行けば良いんだろう?って思ったその時に初めて
「もう大会が始まっている」と実感した。

ちょっと焦ったけど、落ち着けばどこに行けば良いか普通に分かって、
荷物を預けた後、スタート地点でウォーミングアップしているとFANNYが来た。

その時のFANNYは物凄い先輩に見えた。
「ようやくここまで来たな。これから全てが始まるんだぞ」と言われている気持ちになった。
FANNYはスタート地点が前なので、僕は後ろの方に向かった。

そこでエイジ君に遭遇。
沢山のランナーが集まってきて当然緊張も高まる。
僕がエイジ君に「いやー速そうな人がいて緊張しますね!」と言ったら、
「これは皆との戦いじゃなくて、自分との戦いだから。お前は完走する事が今日の目標なんだよ」
と言われました。

この一言がなかった多分完走なんて出来なかった。

あれだけ用意周到に事を進めて来たのに、やっぱり運命ってのは皮肉な物で
スタート直前にイヤホンに付けるゴムが無くなっているのに気付く。
そしてやっぱり自分っていつもこうだなって笑う。

片方だけで走るか、無理やり耳に突っ込むか。
大会前にFANNYに貰ったアドバイスは
「完走したかったら痛みを忘れなければならない。つまり気を紛らわす為にも音楽が必要だ」
と言ってたのにこれじゃ全然紛れないと出走前から肩を落とすハメに(笑

でももう前の方は走り始めてるし、
後戻りは出来ないからiPodをセットしてイヤホンを無理やり突っ込みストップウォッチもセットした。

徐々に皆の足が速くなり、スタート地点から一曲目が始まった。


ユニコーン / ひまわり(携帯からは見れません)

この曲と共に僕の長い一日が始まった。
今改めてこの曲を聞くともう数年前に聞いた様な感覚になる。


YOU-SEE