東京コレクションは誰が開催しているの

東京コレクションはもともと東京ファッションデザイナー協議会がスタートしたものであり、東京コレクションという名称も東京ファッションデザイナー協議会が所有し、20年以上、東京ファッションデザイナー協議会が主催していました。

しかし、数年前からはJFW会期中に開催する東京コレクション・ウィークについては日本ファッション・ウィーク推進機構が主催する形になっています。

また、
すでに書いているように、一般的にはファッションデザイナーやデザイナーブランドが開催するコレクションを
東京コレクションと呼んでいるので、広い意味ではそれぞれのデザイナーやブランド、企業が開催しているともいえるかもしれません。
東京コレクションの秘密
東京コレクションにはなぜ2種類の呼び方があるの2

東京コレクションに2種類の呼び方があるのにはもうひとつの理由があります。
JFW推進機構はJFW in tokyo会期中のコレクションの表記を東京コレクション・ウィークに統一しようと呼びかけているが、東京コレクション・ウィークという言葉に統一すると、人気デザイナーや注目デザイナーの記事が掲載できなくなってしまい、コレクションを一冊にまとめた本の表記にも問題が出てくるからです。

JFWがスタートして5年が経過しましたが、現在も人気デザイナーやメンズを中心にした注目ブランドの中にはあえて東京コレクション・ウィークには参加せず、東京コレクション・ウィークの前後に単独でコレクションを開催するケースがたくさんあります。
また、東京コレクション・ウィーク期間中にコレクションを開催しても、東京コレクション・ウィークの公式スケジュールに入っていない注目ブランドも少なくありません。

そのため、JFWの方針にもかかわらず、現在も2種類の呼び方が残るという状況が続いているのです。

東京コレクションの秘密
東京コレクションにはなぜ2種類の呼び方があるの1



東京コレクションは1980年代にスタートし、20年以上の歴史を持っています。
そのため、業界紙や雑誌ではこれまでの慣習から、いまも、東京コレクション・ウィーク前後に開催されるコレクションも含めて「東京コレクション」と表記することが多いのです。

しかし、ファッションデザイナーやデザイナーブランドが東京で開催するコレクションをすべて東京コレクションとすると、その会期は一ヶ月以上になってしまいます。100近いブランドがコレクションを発表するパリコレクションやミラノコレクションが10日前後であることを考えると異常な長さであり、これでは海外のジャーナリストやバイヤーが来ることはできません。

そのため、一部では、コレクション・ウィークではなく「東京コレクション・マンス」、つまり東京コレクション月間と揶揄されてきました。

そこで、JFWは、JFW期間中に開催するコレクションウィークを東京コレクション・ウィークと呼ぶことで短期集中をアピールしているのです。