本日の三宮は春の到来を間近に感じさせるような晴天。
そろそろウールはタンスの奥に仕舞いたいですね。
前置きは短めに。
本日はテーマの通り、観た映画の影響をすぐ受けてしまう私が、自らの独断と偏見で作品をピックアップし、少しばかり劇中の服装についてお話しさせて頂くというシリーズ企画になります。
記念すべき第一回目、マーロン・ブランドやアル・パチーノなど、名優の共演が観られる数少ない名作「ゴッドファーザー」、並びに「ゴッドファーザー2」を選ばせていただきました。
(*名作中の名作故、ストーリーは既にご存知の方が多いと思いますので、省略させていただきます。)
シチリア生まれのイタリア系アメリカ人であるドン・ヴィトー・コルレオーネ(マーロン・ブランド)が一代で興したマフィアの抗争を描いた物語ですので、登場人物の多くがイタリアンスーツに身を包んでいます。
がしかし!!この映画で特筆すべきは時々垣間見えるアメリカントラッドスタイルでございます!!
では早速、名優たちの着こなしを、その理由も挟みながら解説したいと思います。
①マイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)
「ゴッドファーザー」より
・コーデュロイのスポーツコート(ノッチドラペル)
・BDシャツ
・左上がりのレジメンタルタイ
・ウールスラックス(ダブル仕上げ)
・チャッカブーツ
スポーツコートにウールのスラックスという王道アメリカントラディショナル。(ツイードではなくコーデュロイを選ぶ辺りに痺れる、、)
イタリア系マフィアの家庭で育ったマイケルですが、他の兄弟達のように父の仕事を手伝うのではなく、大学進学の道を選び卒業後は海軍に入隊。二次大戦後は国の英雄として帰国しました。
つまりこの服装には、彼がアメリカ人としてのエリート街道を歩んできた経歴が表れていると考える事ができますね~。実に細かいところまで作り込まれています!!
続いて
②トム・ヘイゲン(ロバート・デュバル)
「ゴッドファーザー2」より
・BDシャツ
・黒のニットタイ
これは盛夏のパーティーの真っ只中の場面。他の参加者は、明るい色味のリネンやシャンタンのスーツに身を包み、パーティーに華を添えています。
しかし、トムはアメリカンサマースーツの定番、コードレーンに黒のニットタイという着こなし。(*イェール大学の服装心得にも、「黒のニットタイは必ず一本」との記載があります。)
彼にイタリア人の血が流れていない(養子としてコルレオーネファミリーに迎え入れられた)事実、また弁護士という職業のインテリジェンスをスタイルで表現しているのであろうと推測しています、、、、
マイケルの例同様いかに当時のアメリカにて、個人の知性や社会階級が個人の服装に表れていたのかが見て取れます。
以上、さっくり2シーンのスタイルをピックアップしてみました!!
映画の登場人物に自らを投影し、翌日の服選びが楽しくなるこの感覚、、、、
少しでも皆様と共有できれば幸いです笑
そういえばちょうど
聖林公司 San Francisco
ソリッドシルクタイ ¥8,000+tax
小粋なニットタイが入荷したばかりですので
よろしければ是非チェックしてみてください。
初めてのカジュアルタイドアップにも最適な一品ですよ!
本日も長々と書いてしまいましたが、最後までご拝読いただきありがとうございました。











