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flippan便り

千葉市に新しくOPENした馬具屋 
Flippan Riding Shop

ショップのことや
乗馬や馬、素敵な馬具などを綴っていきます

ドイツのことやら、何やら、

ブログに書きたいことは山ほどあるのに、

いざ書こうと思うと、あっちこっちに話が飛んで、

収集つかなくなって、何も更新できずに、諦める夜が続いています笑い泣き

文才が欲しいです・・・

 

このままでは、ブログを一生更新出来なそうなので、

今日はFlippan宛てに戴いたご質問をテーマにしてみました。

 

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『革無口って、必要なのですか?』

ということで、今回は無口について考えてみました。


そもそも、無口とはどんな馬具なのでしょうか?

無口に繋がれた馬は、人間の指示に従順であることが求められます。

無口に引手をつけて曳いたときには、

人より先に行くことなく、道草することなく、

落ち着いて人の行くほうへ付いていくこと、
 

繋がれたら、大人しくしていること。
 

それを分からせる道具が無口です。

無口をつけた瞬間から、調教が始まっているんですね。


無口の種類について

主に、ナイロン無口、革無口、ロープ無口の3種類があります。


ロープ無口


ロープ無口というのは、一般的に、

1本の長いロープを、金具を使わず、結び目を作ることで

無口になっています。
この結び目を動かすことで、

馬の頭の形、サイズに合わせて調整ができます。
ロープ無口は、主にグラウンドワークでの調教において、

非常に効果的です。
3タイプの無口の中で最も細く、プレッシャーが明確に伝わるため、
こちらの、

やってほしいこと、やってほしくないことを馬に理解させやすいです。
最大のデメリットは、『可愛い!オシャレ!!』といった賛辞には

縁がないデザインばかり、というところでしょうか。
Flippanでは、ナチュラルホースマンシップのロープ無口を扱っています。
ナチュラルホースマンシップ無口の在庫確認

 

ナイロン無口

 

ナイロン無口は、カラーバリエーションが多く、

デザインも豊富で、柄が入ったものもありますラブラブ
ナイロン無口には、センシティブな頸と鼻の部分にフリースのパッドがついているものも多いです。
ロープ無口と同様に、濡れても吊るしておけば乾くので洗い場でも扱いやすいですし、革無口に比べて軽いし、安いです$
しっかり2層以上のレイヤーになっているナイロン無口であれば、

壊れにくいので、コストパフォーマンスもよく、
色褪せするまで(色褪せしても)使い続けられます。
が!壊れにくいというのが、

このナイロン無口の、

唯一のデメリットにして、

最大のリスクでもあります。
どこかに無口が引っかかったりした時に、

ナイロン無口はまず切れません。
驚いてパニックになっている馬が、

その状態から逃げようと必死に動いても無口が取れないゆえに、

体や頭が自由にならない、ますますパニック…ガーン
周りに人がいれば、無口をとるか、繋いでいる引手を取ってあげれば、最悪の事態は避けられますが
馬運車の中とか、放牧などの

人が常に目の前にいてやれないシチュエーションで使用するには

最もリスクの高い無口になります。

Flippanの無口
 

革無口

 

革無口は、色やデザインはナイロン無口ほど多くありませんが、

やはりクラシカルな美しさ、格好よさがあります。
競技会場など、晴れの場では特に使われている方が多いです。
そして、革はとても丈夫ではありますが、

自然素材なので馬の全力ではブチッと切れます。

ですので、人の手がすぐに届かない輸送時、放牧時には特に、

革無口が向いています。
デメリットは、革の特性上、水に濡れるのは苦手ですから、

馬洗時には向きませんし、他の革製の馬具と同様に、

定期的にオイルやレザーソープでのお手入れも必要になりますキラキラ
また、一般的な革無口は、3タイプの無口の中で、

お値段的に一番高いです。
でも、しっかり手入れをして使えば、ずっと使用できますし、

年月を重ねて味のある色味に育っていくのも楽しいです!

この革無口は馬に優しいアナトミカル仕様


ほとんどの無口はサイズ調整可能になっています。
無口のフィッティングは、

鼻革が、馬の頬骨から指二本分程度のところにくるように、
更に、指が3本くらい入るきつさが丁度良いです。
きつ過ぎると不快ですし、

緩いと、どこかに引っ掛ける危険が出てきます。
喉は、顎や頸の動きを妨げない緩さで調整してあげます。


どの無口にも、それぞれのメリット・デメリットがあり、
革無口にも、その利便性があることをご理解いただけましたでしょうか?
目的、シーンに合わせた馬具選びのご参考になれば幸いです。


ちなみに、私のいた厩舎には、ほとんど革無口しかありませんでした。
ナイロン無口は多分、1~2本だったかな?
これらの革無口は、馬とともに年月を重ねており、
無口の色で、若いか熟年か分かるくらい

とてもいい色になっていましたよ照れ