幼いころから私は 自宅と庭以外は

近所や 隣町には

関心も 薄かったのです

 

 

 

小学生は 世界地図から

日本を探すのに 時間ばかり経って

飽きれた父が 我慢できずに トイレへ行くほど

地理というか 距離感というものに

関心が ほとんど ありませんでした

 

 

 

世界地図から日本も知らずに 小学校を卒業しましたよガーン

 

 

 

 

そんな私が 結婚して 夫と初めて海外を旅しましたが

他所に関心が薄いため

楽しさは ありませんでした

 

 

 

時代はバブルへ突入し 子どもたちの休暇には

国内海外へ旅しますが

旅が 苦手意識もあり

イヤイヤ 参加するものでした

 

 

本好きの私は 本から学ぶことが多く 恋愛

学校生活  社会性 と 本から全てを身体中へ吸収しました

 

 

 

 

作家 角田 光代さんとの 出会いは 些細なことで

BOOKOFFから まんが倉庫へ変更したことが

きっかけでした

 

 

 

 

 

 

 

世界中で 迷子になって

 

 

この文庫本を読んだ瞬間

旅を好きになれない私の モヤモヤを

いとも簡単に文字にして

しかも うんうん!と自分を自分が理解できました

 

 

 

 

 

例をあげると

 

 

家族旅行に出かけたが 私は ほとんど何も見なかった

親がこっちだと言えばそっちについていき

電車に乗り換えると言えば大人しく従うだけで

周囲の光景が自分を囲む場所と どのように違うのか

目を開いてみることをしなかった

 

 

 

 

親を夫に置き換えるだけで私のモヤモヤがスッキリして

そうなんだよ!

と納得するのです

 

 

 

 

角田さんが 高校 大学 社会人と成長し

団体旅行から ひとり旅へと移行しつつ

やっと 旅の魅力がわかったかというと 

そんなことはない旅日記です

 

 

 

読みながら 声を出して笑った部分に

機内から「赤道は どこに線が引いてあるの?

いつ見えるの?」と

友人へ聞く件です

 

実は 今だから言えますが 私もそうでした

赤道を跨ぐ旅もせず 笑われずに良かったと思います

 

 

 

 

 

 

 

食べ物のくだり

 

角田さんが

世界中を旅するようになった今でも 英語圏以外では

手振り身振りの行動で ある程度通じますが

困るのは メニューが読めないこと  

 

 

 

 

 

英語表記があれば幸いで 現地語だけの メニューから

 

大概こんなもんでしょ

 

くらいの勢いで注文すると とんでもないものが並んだり

水系ばかりで困ったことも多かったのが

幾日か過ごすうち 店の前を通るだけで 美味しい料理を

出してくれる店が わかるようになることは驚きです

 

 

 

 

それに比べて私は

食べ物は 食べられるものだけ食べるので

メニューからチョイスすることも無いけれど

旅先では 匂いと食べ物で困ってばかりで

 

角田さんが 言わんとすることすべてが自分にあてはまり

しかも モヤモヤしてた事柄が解決するから

痛快さと 納得感が生まれます

 

 

 

 

今 読んでる個所は お金に関してですが

 

これは とても 興味深いことでした

 

 

 

 

まず ディスカウント!

 

日本は どこでも 物の値段に大差ないと信じているし 

価格交渉の場面に 遭遇しません

 

 

 

 

しかし 海外では 価格交渉が当たり前と角田さん

 

これが実によくわかるのです

価格交渉・・・・慣れるまで 神経が 相当に疲れ

街中より デパートかDFSあたりで 買い物を済ませたい

との願望が強くなります

 

 

 

 

しかし 夫は デパートが 大嫌いですし

DFSも 安そうで あれも商売だからね

と脅しをかけてきますゲラゲラ

 

 

 

 

市場をウロウロして めぼしい物を見つけては

ディスカウント

 

驚いたのは ツアーオプションのディスカウントです

しかも 苦手とする私にさせる

 

 

最初は 交渉事が苦手だった角田さんですが

 そのうち この値段は正しいか?

もし 正しくなかったら 正しい値段まで 交渉するほど

強くなり 旅慣れてきたのです

 

 

まだ3分の1しか 読んでいませんが

最終章まで 読めば 私も 一人旅が好きになれる

かもしれませんねニヤリ

 

 

 

 

 

 

 

 

コンニャクと舞茸の煮つけ

 

尊敬する ブロ友さんが UPするのを

教えてもらい 作りました

 

味が 浸みこみにくいコンニャク

 

温める 冷ます を繰り返すと

あら 不思議! 味のしっかりしたコンニャクと

なりましたとさ

 

教えくれてありがとう

 

毎回 オシャンティな食卓ラブラブ

旬を大切にする暮らしを なさるかたです

 

 

 

おいしゅうございました♥