ヒヌカン(火の神様)って どんな神様?
私が持っている あんちょこから
抜粋してみました
台所に祀られていて 温かく ときには強く
家庭を見守ってくださいます
ヒヌカンとは
かまどの火のことですよ
その神様を祀り管理するのが一家の主婦です
一昨日は 旧暦の十二月二十四日
ヒヌカンの昇天する日でした
その前に 屋敷御願(屋敷ウガン)を
済ませます
祀りに使用した名残が こちらですね↓
果物とお酒と水とお米と大量の沖縄線香
うちゃぬく(餅)
そのほかに 白紙の準備
源氏パイは私のオヤツです
気にしないでください
準備に30分
慣れないため あんちょこを見ながらです
お盆とビンシー(重箱)の中身を
整えます
屋敷から開始して 家中 それらを 持ち歩き
お礼を申し上げます
終わると それぞれの場所から
白紙と線香やお米などをビニール袋へ
入れて 屋敷ウガンはお終いです
それから ヒヌカンの昇天です
全ての線香が燃え尽きたら
やっと
ふだんの ヒヌカン仕様にします
こんな感じ↓
この行事に費やした時間・・・3時間
もうね 腰は痛くなるわ~
手はガタガタになるわ~で
友人の長女さんが ヒヌカンの行事はしない
と決めたことが 理解できました
ちなみに 炉の灰は 女性の自宅から
持参して 神様のパワーを
引き継ぎます
わが家は 適当ですが それでも長時間かかるのは
本音は 仕度の段階から 気が重いのです
本格的にされる旧家は 尚更でしょうね
神様が昇天され 居ないから 本音も言える
というものです
サリー ウートート アートートー
(始まりの言葉です)
おかあしゃんは
ヘラヘラしちょるけどな
そんでも やることは してはる
尊敬するわ
そうかぁ
見て無いようで ちゃんと見てるんやね
嬉しいわぁ
あたちも 一緒にお手伝いしたで~
お酒やら お米やら
手をつけたけどなぁ
さ~~毛づくろいでも しよかぁ
そうやったね
よくもまぁ そんだけ邪魔できるのも
しーちゃんくらいや
おかあしゃんもな
止めて!言う気力も使い果たし
そやから おこぼれに預かれたんやと思うでぇ
みゃぁ