5月17日
長崎編VOL.4
今日も早朝から日差しが強い。
この旅の3つ目の目的、長崎原爆資料館の見学。
約15年程前、広島原爆記念館へ行った事があり、いつかは長崎原爆資料館へも訪れたいと思っていた。
そしてようやくその日を迎える事が出来た。
開館と同時に入館出来たので、人影もまばら。
展示されている写真、ビデオ映像を順路に従い見て廻る。
言葉が出ない。
言葉を失う。
11時2分 この時間に原爆と言う殺戮兵器により、長崎の時間は止まり地獄絵図が広がった。
たった一発の原子爆弾により、67町が消失、約74,000人が死亡。約75,000人が負傷した。
その後原爆による後遺症です亡くなったり、原爆による障害を抱える人達が沢山いる。
資料館には焼けただれた死体の山、何も考える事さえ出来なくなった少女の茫然とする姿の写真や、焼け溶けたロザリオなどが展示され、リアルな戦争の悲惨さ、残酷さを想像させる。
そう、戦争を知らない僕らには想像する事しか出来ないのだ。
ただこれらの遺品を実際見ない限り、想像さえも出来ないだろう。
全ての時が止まった世界…
平和の有難さ。
長崎から世界へ伝えるだけではなく、世界で唯一の被爆国である日本が、世界へ核廃絶、平和を伝えるべきではないだろうか?
今、世界はある国の理由なき戦略を止める事が出来ない。
もっと世界的協力を行い、この様な行為を止めなければならないと節に思う。
キレイ事なのかも知れないが、核を持つ事が侵略の抑止では無く、核が無くとも平和な世界を築く必要があるのではないだろうか。
資料館を周り原爆被爆者慰霊館で、僕は特別な経験をする事が出来た。
被爆者死亡者帳の陰干しを年2回行うそうで、5月と8月2日の原爆投下日なのだが、今日がその日でその光景を直接見る事が出来た。
係の人が「とてもレアな日に来られましたね。特にこの時期、長崎は雨が多く、滅多に見られないんですよ。とてもラッキーでしたね!」と言われた。
特に狙って来た訳では無く、この様な光景を目の当たりに出来たのは、何かに引き寄せられて来たとさえ感じた。
とても貴重な体験だった。
世界が平和であります様に…
長崎編VOL.5へ続く









