こんにちは。
マーケティングコンサルタントの東海等です。
今日もブログを見に来てくれてありがとう!
嬉しいです(^O^)
すべてはコンセプトから。
「サプライズをたのしもう」をコンセプトに、
文具、キッチン用品、インテリア雑貨から
玩具、ゲーム、アウトドアグッズまで幅広くそろう
アパレル企業「遊心クリエイション」が手掛ける
「ASOKO(アソコ)」。
雑貨店などか軒を連ねる南堀江のオレンジストリートに
2013年3月2日にオープン。
2日間で3000人強が来店し、予想を上回る売り上げを達成した。
“おしゃれな激安雑貨店”として早くも話題を集めている。
遊心クリエイションの森島社長は「商品に価格以上の価値を
感じてもらいたい。少ない予算の中で悦びや満足感を得られる
モノという基準でセレクト。“ちょっと気の利いたモノで、普段の
生活にちょっとした感動”を提供する。」と話す。
始めは「サプライズをたのしもう」って、素晴らしいコンセプトだなぁ
と思ったけど、森島社長のお言葉に少し違和感を覚えた。
(決して偉そぶって上から言っているのではありませんので。)
コンセプトが「サプライズをたのしもう」なら、何も低価格で
同業他社と競争する必要があるのだろうか?
“商品に価格以上の価値を感じてもらいたい。”と
おっしゃってるが、人は安いから価値を感じるのではなく、
価値を感じたから安いのであって、低価格が安いのではない。
ややこしい事を言ってますが、ちゃんと伝わってますでしょうか?
もう一つ、“悦びや満足感を得られるモノという基準でセレクト。”
とおっしゃてるが、これも??って感じ。
人は、“モノ”では悦びや満足感を得られないと思う。
“モノ”を通じて体験する“コト”に悦びや満足感が得られる
のではないだろうか。
セレクトする基準を間違えれば、せっかくのコンセプトも
台無しになる。
期待を込めて、ASOKO(アソコ)さんには、
「サプライズさせる楽しい“コト”」を提供してもらいたい。