こんにちは。
マーケティングコンサルタントの東海等です。
先日、「ソロモン流」というテレビ番組をたまたま見る機会があった。
赤坂にある「燻」というレストランのオーナーシェフ輿水治比古氏。
もともとは歯科技工士だったが、料理好きが高じて、35才で独立し
“好きなことを、好きなように。
如何に、相手に喜んでもらうかを考えて、とことんやる。”
というスタイルでレストラン経営を始められた。
この番組をみて、人の価値は「何ができるか」ではなく、
「何を楽しめるか」にかかっているのだと気づかされた。
“何ができるか”は、この技術革新の時代、大した意味を
もたなくなってしまう場合が多い。
例えば、昔はそろばんが上手だときわめて重宝されたけど、
今ではパソコンを使えば瞬時にしてグラフまで作成してくれる。
でも、パソコンは人間が指示したことだけを実行する機械であり、
計算を楽しむことはできない。
あらゆることに楽しみを見つけることは、人間だけに許された
生の醍醐味だと思う。
だから、「できること」が増えるより、
「楽しめること」が増えるように
今日1日を過ごしたい。