こんにちは、きゅうです。


昨日は第56回社労士試験の日でしたね。

今年受験された方々、本当にお疲れさまでした。


これまでの試験勉強に、今日の本試験。とてもお疲れだと思うので、心も身体もゆっくり休めてくださいね。



このブログでも今日は小休憩。


社労士になって日が浅いわたしですが、この資格をきっかけに得たもののお話をしたいと思います。




※ 試験のお話は出てきませんので、あらかじめご了承ください🙇


↓↓↓↓↓↓↓



本筋に入るまでに、わたしが社労士を目指すに至った経緯を少し。




社労士に興味を持ったのは、社内で初めての産休育休を取得したことがきっかけでした。



「何をしてあげたらいいのか分からないから、要望を言ってくれ。」


すべては、上司のこの一言からスタートします。




わたしが産休育休取得のモデルケースとなる可能性があるため、責任は重大。


片っ端から制度を調べることにしました。



色々と調べていくうちに気づいたこと。


今まで税金のように思っていた社会保険料は、
「働けなくなった時に活用されるものなのだ」と。



みなさまご存知のとおり、産休育休に関する給付や、保険料の免除などについては、
【雇用保険・健康保険・厚生年金】
の3つの保険法に規定されています。



何も知らない所から、全てを調べて、まとめるのは大変でしたが、


「その名のとおり、“保険”なんだな。」

と、人生で初めて社会保険制度に興味を持った瞬間でした。



そんなこんなで、育休に突入し、社労士を目指すことになります。





本題に戻りますね。




社労士試験の勉強していると、
保険制度の趣旨や、所得の再分配機能について学ぶわけです。



何も知らなかったわたしは、これらの仕組みを知って、
「わたしたちが社会で支え合って生きていること」
「自分が社会に生かされていること」
を強く感じました。



もしかすると…
産前産後の体調不良やメンタル不調に悩まされ、人生で初めて社会的に弱い立場になった時だったからこそ、気づけたことなのかもしれません。


そうだとしたら、あの辛かった時期も意味のあるものに思えてくるから不思議です。



核家族化、電子化、自動化が進み、人と人との繋がりが見えにくくなっている昨今ですが、(たくさんの問題を抱えつつも…)社会は上手く機能してくれてるんですよね。



「働ける時に社会(人)を支え、働けなくなった時に社会(人)に支えてもらう。」



この仕組みを社会全体で共有することができれば、
世代間・男女間・こどもがいる人といない人などの格差で感じている不公平感(のようなもの)が少し和らぐのではないか。



そう思いました。



また、社会保険料の負担や、労務管理について学んだことで、
「会社員の自分が、どれだけ会社に守られているか」
「会社は社員を雇うことによって、どれだけの努力をしているのか」
を知ることができました。



職場のボス(笑)のことも、
『世の中にサービスを提供し、雇用を生み出す人』
と、仕事内容とは別のところで尊敬するようになりました。




このように、ほんの少しですが、

【自分個人の視点からだけではなく、社会全体の視点から物事を見ることができるようになった。】




これが、社労士という資格に出会って、わたしが得たものだと思っています。





育休が明けて職場復帰し、わたしの娘も3歳になります。



娘はもちろん、保育園の送り迎えのときに、笑顔で手を振ってくれる園児たち。


夢中になって絵本を読んだり、興味のあることを懸命に伝えてくれる姿を見て、

『この子たちが、幸せに、伸び伸びと、やりたいことをやれる世の中であってほしい。』

『活き活きと働く人がいっぱいの社会を目指して、労働環境を良くしたり、事業の発展の支えとなりたい。』


そう願うようになりました。




そのために、わたしに何ができるだろう?
と色々と考えた結果、

『みんなで支え合う社会』を実感してもらうための出前授業を、開催できればいいなと考えています。



社労士として、『社会の繋がり・仕組み』を様々な視点から、できるだけ具体的に語る。これが目下の目標です。


いざ原稿を作ってみると、とても難しいテーマで、話術はもちろん、社労士としての経験(自信?)や、わたし自身の人間性を磨く必要があるなと感じています(笑)



とにもかくにも、「やってみたい!」と思ってしまったので、丁寧に生きて、丁寧に仕事をして、日々を積み重ねることから始めようと思います。




進捗があれば、またご報告します😌


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!