フローリストです(*^^*) ウェディングや宴会の毎日! -2ページ目

フローリストです(*^^*) ウェディングや宴会の毎日!

都内の大きなホテルでフラワーコーディネーターをしています。始めたてのフローリストさんにも、お役立ち情報になるといいなと思っています。

こんにちは!

フローリストです!

ここ数日とっても暖かい日もあって、春を感じますね。

我が家の多肉植物のエケベリアも、春なのか新しく赤ちゃん株が続出しています!


もう少し暖かくなったら、ハワイから買ってきた現地の植物も鉢植えしてやります!


さて、今。

ホテルは謝恩会シーズンで、大盛況です。

ウェディングもたっくさんでした‼

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


今日は、とってもカジュアルなパーティ装花でお花が活躍する1つの方法をご紹介します。


席次表が要らない!装花スタイル


よくある宴席の受付では、席次表をもとに、テーブル札を探して席へ向かいます。


そんな席次表の存在ですが、


実は、

プランナーさんにとっては、時間と労力がかかる作業。依頼主にとっては、時間も費用もかかる作業でもあるんですね。

理由に上がるのは、


・名前を絶対に間違えるわけにはいかない

・実施日まで変動する人数、参加者に伴い都度変更するテーブル割り、席順の擦り合わせ

・紙面になった個人情報への配慮
   宴後の処理に心配が残る
  (大抵、自宅などで捨てられます)



招待客の人数が膨大であるほど、依頼主とプランナーさん、コーディネーターさんの間でのチェック作業に時間は割かれています。


もちろん、席順やテーブル割りを綿密に決める必要のあるビジネスの場やそういった配慮のあるおもてなしがある場合は大切な作業です!


でも、
こんな場合もあります!


何となくテーブルごとにグループ分けされていればいいんだけど…
っていう場合。


つまり、

本当は席順のまでは決める必要のないカジュアルなご宴席の場合。


そんなときに、
オススメの装花スタイルなんです。

しかも、工夫したお花選びで仕入れも抑えられます!


まず、
テーブルごとに装花の色合いを変えます。

受付では、
あらかじめ決めておいたグループの色のお花を一本巻きなどで、お客様へ配ります。


『こちらのお花と同じお花の色のテーブルへ。ご自由におかけください』
といったご案内をすると、

テーブル割の代わりになるんです。
席割りではなくテーブル割りなので、必要なのは参加者のリストだけ。

と、同時に、

気が利いたプレゼントにもなっています!

つまり、

お花が、いわゆる『もぎり』の代わりを担い、プレゼントにもなる!
そんな気がきいたスタイルです。

先日は、色とりどりのスイートピーでこのスタイルをとりました。


テーブルごとに色を変えて、シンプルにスイートピーのみのデザインで。

お客様からのお声です!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


素晴らしかった‼

会場全体、スイートピーの香りでいっぱいで。

何種類かの花が入っているのは見たことあるけど、スイートピーだけで、シンプルでかっこよかった。

印象的。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いかがですか?

サービススタッフの話ですと、お客様の間では、地元のスイートピーの産地のお話でも会話が弾んでいたようです!

嬉しいです。

装花の存在を効果的に演出できた良い一例でした!


スイートピーは、もう終わりですが、この時期仕入れも抑えられる季節の花材なので重宝します。

予算のなかでどう効果的に見せられるか?

大切です!


今日も、ありがとうございます‼

fleurir-coco