こんにちは!
ブログにご訪問下さりありがとうございます
NPO法人 色彩生涯教育協会
インストラクター hiromiです
たまにはオランダらしいトピックを♡
4月27日
オランダは
🇳🇱KING's DAY🇳🇱
王の日。
ウィレム・アレクサンダー王のお誕生日でした👑
(オランダ語ではKONINGS DAG)
↑私はオランダ語、話せませんが
国民はナショナルカラーである🧡オレンジ🧡を
思い思いに取り入れて過ごします。
洋服や小物、
室内のインテリアや装飾、
マイカーやオランダ人必須の自転車を
デコレーションしてる人や
オレンジの首輪を付けたペット、などなど🧡
オレンジのナショナルカラー。
これは王家の名前に由来すると言われています。
オランダ王家は
オラニエ=ナッサウ(Huis Oranje-Nassaou)
Oranjeは
オランダ語で「オレンジ色」を意味します。
「オレンジ」という色は
暖かみの象徴とも言えるような色。
情熱やエネルギーを象徴する「赤」と
明るさ・陽気さを象徴する「黄」
その中間に位置し、
「社交性」や「家庭」「仲間」を象徴するのが
オレンジ、「橙」です。
フレンドリーで国民との距離が近く
国民から愛されているオランダ王室。
まさに
このオレンジが象徴しているかのよう✨
子どもも大人も、もちろんお年寄りも。
皆オレンジ色で彩って
この王の日を明るく祝うところが
オランダらしくてとても好きだなぁと思います
偶然にも・・・
この翌日の色彩検定対策講座は
まさに橙の慣用色名について理解を深める日
トーンが変わるとこんなにも広がりが✨
(色の再現は正確ではありません🙏)
この中では「黄丹」が
オランダのナショナルカラーに近い色。
(ナショナルカラーの細かい規定は探しきれず)
日本において、
「黄丹」は古来より
やがて天位につく皇太子の色として
その者以外の着用が禁じられた「禁色」。
オランダの王家の色と、
日本の皇太子の色。
一方は国民が親しみを持って着用し、
一方は長く国民の着用が禁じられてきた色。
「敬う」という
根っこの気持ちは似ているようでいて
色の扱われ方は真反対。
それぞれの国民性が表れているようで興味深いです✨
オランダでは
王の日が近付くと、
街角の花屋にもオレンジ色が溢れ
普段はピンク色のお菓子も
王の日はオレンジ色に衣替え🧡
例年は
国王のパレードがあったり
国内各地でイベントが開催されて
国中が最高潮に盛り上がる日。
公園や街角、さらには
運河を流れるボートの上で
大音量の音楽とともに、飲んだり踊ったり。
街中がパーティー会場もしくは野外クラブ状態
(オランダはクラブミュージック最先端の国です)
昨年に続き
今年も当然集まりは禁じられていたので
大音量の音楽は無く
運河のボートも数えるほど。
例年より静かな王の日でした
来年は当たり前に皆が集って
元の盛り上がりが戻っていますように
暮らしにも活かせる色のお稽古コースから
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