若冲展

ブログにご訪問下さりありがとうございます。


NPO法人CLE協会（色彩生涯教育協会）
美色インストラクターの小池ひろみです。

先日、

両親の結婚記念日デートに割り込んで

3人で上野の若冲展を訪れました。

平日だというのに

上野駅からは続々と美術館に向かう人で溢れます。

9:40に並び始めた私達で160分待ち

間も無く200分待ちのアナウンス。

でも入場すると

行列の疲労なんて吹き飛ぶくらい

圧巻な作品の数々。

特に

京都相国寺に奉納されている

釈迦三尊像を中心に

楕円形の空間の壁をぐるりと囲む

30幅の動植綵絵 

一つだけでも迫力のある作品が

壁一面空間を囲むように整然と並べられている様は

本当に素晴らしく、圧巻の一言。

展示室の入り口に立ったときに

一気にその世界観に引き込まれました。

美しく色鮮やかな動植物をモチーフに

生命の力強さ、逞しさ、儚さを緻密に、

時にユーモラスに描く幅広い表現力。

若冲は京都の青物問屋に生まれ

家業を継いだ後、

40歳の時から画業に専念したのだそうです。

40歳！！

物事を極めるのに年齢は関係無いのですね。

帰宅時間が迫る中

図録を購入せずに帰って来てしまい、

やはり大後悔。。。

こんな素晴らしい展覧会の会期が

たった一ヶ月だなんて。短すぎます！！

会期終了は今月24日（火）です。

気になる方はぜひぜひ足を運んでみて下さいね。

並んでも一見の価値ありです