小野リサ My Cherie Amour
声が。。
もう、とけちゃう。。
また、冬が来ました。
冬が来ると、
僕は子供みたい、
わくわくしながら、
初雪を待ちます。
覚えてますか?
冬、初雪が降りはじまると、
よく飲んでた、
あなたと僕の恋が始まった川辺で、
会いましょうと決めた、
2人だけの秘密の約束。
今、あなたと僕は、
別のところをみてますね。
もう、触れることも、
いや、会えることすら、
できないぐらい、
あなたと僕は、
離れてしまったんですね。
今年も初雪が降りはじまると、
僕はゆっくり目を閉じて、
わくわくしながら、
あの川辺へ向かって、飛びます。
今年もあなたはいないんですね。
一人の川辺でゆっくり、
あなたと僕の思い出を探します。
あなたの体温、
あなたの匂い、
あなたの手足の動き。
今にも生き生きして、
目の前で感じます。
ただ、忘れよと、忘れよと。
必死だったせいか、
あなたの顔だけは、
どうしても思い出せないんです。
もう、一度、あなたの笑顔が見たいなのに。
あなたは初雪が降りはじめると、
何を思いますか?
僕と川辺のことを思いますか?
一瞬でもいいから、
初雪が降りはじめると、
僕と川辺のことを思い出してください。
それで、笑ってください。
もし、あなたが僕と川辺のことを思い出して、
苦しいなら、辛いなら、
僕と川辺のことは忘れてください。
あなたが気付けない心のどこかで、
いい思い出として残してください。
知ってます。
僕も心のどこかに、
あなたと川辺をいい思い出として封印して、
忘れられなければならないことを。
今年の冬の初雪を最後に、
さよなら、あなた。
どうか、お幸せに笑ってください。