先月の宮崎孝彦(みやざきたかひこ)さんに続いて、今年2人目となるの新作家さんの登場です(^―^)
flatto(フラット)のブログやこちらのアメブロでも、以前にご紹介させてもらいましたが、愛媛県松山市の若手作家「市野耕(いちのこう)」さん。
市野耕さんの器、全8作品、79点。
2018年2月20日21時から販売開始です。
直前となりましたが、事前にじっくりと商品をみて頂きたいため、普段と違い、販売前の告知とさせていただきますね(^―^)
では、市野耕さんの器について少しご案内をさせて頂きます。
市野耕さんは、兵庫県篠山市にある丹波焼の窯元のご出身で、丹波焼を代表する伝統的な技法のひとつ「鎬(しのぎ)」を用いたデザインの器をはじめ、トルコブルーのモダンな器や、ミカンの灰を利用したオリジナルの蜜柑釉の器を作っています。
素朴でなんだか懐かしい…そんな鎬がもつ魅力を楽しめる器たちなんですよ(^―^)
若手作家さんですが、かなりの実力とセンスのある作家さんで、これから注目ですね。
素朴でナチュラルな市野耕さんの鎬の器
モスグリーン(灰色がかった黄緑)の色味が素朴な印象を与える市野耕さんの灰釉シリーズの器。
お皿のリム部分は、鎬を技法を使って装飾されています。
市野耕さんの作陶される器の中でも、伝統的なテイスト寄りの器になります。
光沢も控えめで、より土感のわかる器に仕上がっていて、和食やモダンな創作料理もステキに盛り付けられる器です。
今回の入荷では、メインに使える7寸皿がまだ入っておらず、お皿は5寸皿だけとなりますが、次回の入荷時には7寸皿も入る予定ですので、楽しみにしてくださいね(^―^)
色味が美しい市野耕さんのトルコブルー
トルコブルーと名付けられていますが、グリーンに近い色味で光沢が美しい器です。
7寸皿と5寸皿のリム部分には、葉っぱをモチーフにした鎬の模様のアクセントが入っています。
こちらは市野耕さんの作品の中でも、モダンなタイプに位置する器。
トルコブルーの濃淡でできるグラデーションがすごく鮮やかで、和食器と洋食器のテイストが混ざり合っていますので、和食と洋食、どちらを盛り付けてもマッチする万能な器です(^―^)
ミカン灰で作った蜜柑釉の器
ご出身は兵庫ですが、現在は愛媛で作陶されている市野耕さん。
愛媛の特産である「蜜柑」の灰を使って仕上げられている蜜柑釉の器です。
こういう地元に根付いた手作業の器が個人的に好きです(^―^)
市野耕さんの作りだす蜜柑釉の器の色味がまた不思議で、紺色や深緑、焦げ茶色など、いろんな色味が溶け込んで、何色とも言えない不思議な色味の渋い器なのですよ。
今回入荷している蜜柑釉の器も、鎬の技法が使われていて、レトロな雰囲気の器に仕上がっています。
深緑が美しい織部の器
織部の器は、小鉢のみの入荷ですが、これがまた和食との相性がよくかなりおすすめなのです(^―^)
花をモチーフにしたほんのりと丸みのある小鉢で、かぼちゃの煮物など、純和食系の料理がかなり相性がよく、自宅でもかなりの頻度で使っているのです。
市野耕さんの織部の器は、かなり深くて濃い緑色をした器で、釉薬の濃淡でできるグラデーションがとてもきれいな景色を作っていて、磨いた鉱石や宝石のような印象すらあります。
今回紹介している市野耕さんの「灰釉」「トルコブルー」「蜜柑釉」「織部」。
どれも種類の器も魅力的な特徴があり、甲乙つけがたいです(つд`)
市野耕さんの器ラインナップ
- 灰釉 5寸鎬皿
- 灰釉 そば猪口
- トルコブルー 3寸皿
- トルコブルー 4寸葉紋皿
- トルコブルー 7寸葉紋皿
- 蜜柑釉 ボウルS
- 蜜柑釉 ボウルM
- 織部 口花ボウルS
市野耕さんは愛媛在住の作家さんですので、関西や関東では、あまり器を拝見する機会がないように思いますが、先日の「テーブルウェアフェスティバル2018(東京)」や、京都の五条坂陶器祭り、兵庫のササヤマルシェなど、過去にもクラフト市に出展されていますので、まだ展示会などの出展情報がわかれば、ブログでもご紹介させてもらいますね(^―^)
では、今日はこの辺で。
いつもブログを読んでくださってありがとうございます。
少しずつflatto(フラット)にも素敵な作家さんたちが増えてきましたね。
先にもまだ新しい作家さんを何名かご紹介できる予定ですので、楽しみにしてくださいね(^―^)
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