夜、子どもが寝静まったあと、
ソファでスマホをいじっていた。
たまたま流れてきたニュースには、
「大学までにかかる教育費、平均1,000万円超え」の文字。
思わずスマホを置いて、深いため息が漏れた。
「え、そんなに…?」
「私、そんなに準備できるのかな」
胸の奥がズシンと重たくなる。
「今でもギリギリなのに」
「部活や塾、模試…これからもっとかかるんだよね」
「なんとかなるって思いたいけど、実際はどうなんだろう」
焦る気持ちと、「見ないふりしたい」気持ちが交錯する。
でも、本当は分かっている。
ちゃんと考えないといけないってこと。
心のどこかでずっと不安がくすぶっていた。
「もし、急にお金が必要になったらどうしよう」
「行かせたい学校に行かせてあげられなかったら…?」
そんな「もしも」が、頭の中でグルグルする。
だからこそ、目を背けずに「不安の正体」を見つけることが大切だった。
「教育費が心配」って言っても、
実は何がどれくらい必要か、
ちゃんと知らないまま不安になってることが多い。
私自身、まずはそこから始めた。
まずは、子どもの年齢に合わせて
「これからいつ、どれくらい必要になるか」
を書き出してみた。
幼稚園から大学までの教育費、
公立と私立での違い、
塾代や習い事も含めてざっくりでいいから見える化する。
「うわ、やっぱり結構かかるな…」
と思う反面、
「でも、これなら毎月いくら貯めればいいのか分かるかも」
と気持ちが少し落ち着いた。
ここで大事なのは、
完璧な計画を立てることじゃなくて、
「分からない不安」を「分かる安心」に変えること。
次にやったのは、家計の見直し。
「固定費の見直し?またか…」
って思ったけど、
通信費のプランを見直したり、
保険を見直したりするだけで、
意外と毎月5,000円以上浮いた。
この「浮いたお金」を、教育費用の口座に移すようにした。
小さなことだけど、
「ちゃんと準備してる自分」が、少しずつ自信をくれた。
不安の正体を知らないまま漠然と悩むよりも、
現実を知って、小さくてもいいから対策を立てること。
「なんとかなる」
って思いたいだけじゃなくて、
「なんとかする」
って決めること。
未来のためにできることは、今日からでも始められる。
そして何より、
「お金のことをちゃんと考えてる自分」って、
すごくかっこいいと思う。
子どもの未来を守るのは、
完璧なママじゃなくて、
「今できることを、一歩ずつやってるママ」だと思うから。
焦らなくていい。
でも、見ないふりはしなくていい。
不安は、向き合ったときにしか消えないから。