行政書士が作成できる書類というのは1万種類を超えると言われていますので、よく業務に関してはある特定分野に特化したほうがいいと言われることが多いようです。

 この意見には合理性があり、どの分野もそつなくこなすスーパー行政書士になれればいいのですけど、行政書士の業務範囲が広すぎるがゆえにマルチな業務の取扱いは事実上、難しいからなのです。

 まあ、これも他に行政書士を何人か抱えて行政書士法人にして大規模な事務所運営をすれば不可能ではないのですけど、それにしてもその大規模な行政書士法人の行政書士やスタッフは各分野のスペシャリストを何人も抱えていなければ運営できないので、行政書士一人が扱う分野をマルチ的にこなすのは不合理であることには変わりないわけです。

 そうすれば、一人の行政書士としてどの分野に特化していくのかに悩むことになるわけですが、これは自分の受験生時代から潜在的に持っている得意科目や得意分野というのが自分でわかるはずですし、自分が興味を持ってる分野というのが好きこそものの上手なれで得意になってくるはずので、そこに焦点を当てて探せばいいことになります。

 最近で言いますと、ドローン飛行の許可申請の専門の行政書士さんとかが最新のニーズの増大によって注目されているようですし、新しい分野に興味を持ち、早くから手掛けて専門的知識や実務を習得していくとその分野の先駆者として先行者利益を得れることにもなります。

 行政手続きのニーズも時代とともに目まぐるしく変わりますので、新しい情報にアンテナを広げて、早くからこつこつと計画的に専門性を高めていくことが、行政書士だけでなくて士業として生き残る為のドゥーワンズンベストになるでしょう。