彼はきっと別れたら

冷たい目で私を見るんだろうな

そんな気がする

怖い、怖い、怖い


そして

「最低だね」って言って

去っていく


そんな光景が鮮明に思い浮かんだ

昼下がり


私は怖くなって

なにも言い返せずに

歩き出す


今のとこから逆方向へと

振り返りたい気持ちを

恐怖が抑えつけて


地の底へと

歩き出す


それはきっと

大きな大きな傷になる

二度と恋愛などできないくらいに

二度と人を信じることができないくらいに


それでも

彼の幸せを願う

あたしなんかにかまっていたら

ダメ


もっともっと

幸せな恋愛してください

そんな人じゃない