散り際に


もう一度


開く花びらは


あなたのように


聞こえない


ガンバレを


握った両手に


何度もくれた…





涙が…止まらなかった。

蕾を聴いたら

お父さんの亡くなった時の事を鮮明に思い出した。

出棺されていく父を見送ったあの時のことを想った。

葬式にいくまでの電車の風景を思い出した。

電話越しに泣いている母、妹を思い出した。


悲しい。

悲しい出来事。


理屈じゃない涙。


しっかりしようと想った私を思い出した。


しっかりしよう。