去年とは逆の立場になってみて、先輩の凄さを実感した。

去年は精神的に崩れた日には先輩にメール送っていた。

夜中遅くに泣き言メールして

長文で諭すように返してくれた先輩はすごい。

それも何通も、面倒くさがらず、私が落ち着くまで付き合ってくれた。

また何かあったらメールしてね。なんて言葉でおわるメール。

そんな優しさと強さに惹かれたっけ。

愛おしいと初めて思った。


どうしてあの時告白しなかったんだろう。

後悔だけが残る。

もう忘れたほうがいいんだよね。

でも忘れられる訳がないよ。

辛い時に何度も何度も救ってくれた人だもん。

大好き、ほんとに大好きだった、先輩。

低くてささやくような声も広い背中も

音楽の趣味が一緒なことも

ギター教えてくれたことも、照れた歌声も

授業中ノートに落書きしてきたことも。


もう、戻らない。