きな臭い動きを見せていたロシア。
多くの専門家も 「実際に行動は起こさないだろう」と、高を括っていた。
しかし、ついにウクライナに軍事侵攻し、戦争を始めた。
内戦でもなく、小規模な紛争でもなく・・・戦争だ。
正当性を訴えるプーチン大統領であるが、それが詭弁であることは誰もが知っている。
ソ連崩壊により独立を果たしたウクライナは、当時、核弾頭を保持していた。
それを《ブタペスト覚書》で放棄したのは、国連の常任理事国が【安全保障】を約束したからだ。
それがどうだろう。
米国・バイデン大統領は、当初から「侵攻しても派兵せず」の発言。
世界の警察官の役割どころか・・・ウクライナの安全保障をも放棄した。
もう一つの “頼みの綱” でもある欧米の経済制裁もどこか及び腰で足並みが揃わない。
「孤立無援」と訴え、防戦するウクライナ。
正義など通用せず、自らは自らで守る国際社会であることが立証された。
隣国であり、ロシア間と領土問題も抱えている日本はどうか。
想像していたものの、やはり・・・ウクライナの方々に顔向けできない体たらく。
危機感が無いのは政府だけではなく、メディアも同じ。
【明日は我が身】であるはずなのに、TVからはバラエティー番組の笑い声。
湾岸戦争時、テレビ東京系列を除いて どこも戦争の速報ばかりだったはず。
ここまで我が国は落ちぶれたのか・・・。
パラリンピックを控えている中国は、この状況を決して喜んではいないだろう。
が、ロシアの侵攻戦術、米国の出方、他国の制裁、様々な観点から冷静に情報収集しているはずだ。
思いつきで戦争は始まらない。
時期、戦術、情勢、外交的駆け引き、タイミングを見計らいながら開戦に至る。
台湾・尖閣を狙う中国にとって、侵攻の情報収集に絶好の資料となる戦争になるだろう。
ついでに・・・北朝鮮にとっても、何があっても「核放棄しない」という決意を齎す開戦だ。
この暴挙を許してはいけない。
戦争をしない、させない為にも、憲法9条の神話だけで話を終わらせてはならない。
日本も危機的状況に陥っていることを自覚しなければならない。
歴史が証明している。
過去の戦争は、深く考えず無策で放置している間に 取返しのつかない状況に至っている。
現実を見なければならない。
「戦争をしたくない」だけでは平和を保てない。