返却は一週間後。 -3ページ目

返却は一週間後。

日常と映画(レンタル)を綴るブログ。

まだ気持ちの整理がついていない。

 

安倍晋三元首相が、奈良県で凶弾に倒れた。

 

どこのメディアもこの言葉を用いていないが、【暗殺】だ。

 

その瞬間の動画もネット上にあげられている。

 

元首相なのに あんな場所で演説をさせ、さらにガラ空きの警備。

 

1発目が外れているのに、2発目が止められなかったSP。

 

奈良県警の大失態だ。

 

 

その奈良県警が少しずつ情報をリークする。

 

すぐに身柄を確保された容疑者、元海上自衛官の41歳。

 

ある特定宗教団体にのめり込んで破産した母親。

 

安倍元首相が、その宗教団体に関連していると思い込んだゆえの凶行。

 

・・・というのが現時点で流れている情報だ。

 

 

が、あくまでも現時点。

 

警察は自らストーリーを予測しながら捜査する機関。

 

その警察がリークした情報を基に、シンボリックなワードを多用しがちなメディア。

 

正直、どこまで信用できるかわからない。

 

 

そもそも、20年も前に たった3年在籍しただけの元自衛官。

 

➡一般的には・・・無職の拳銃マニアと呼ぶ。

 

母親が宗教団体にのめり込み、多額の寄付をしたうえ破産したから恨み。

 

➡自分も無職なのに銃を手に入れ、全国行脚の元首相を付き纏える資金。

 

どうもミスリードに思えて仕方ない。

 

 

ただ、そんなことはどうでもいい。

 

日本のために今後も大きな役割を担っていた人を失ったのは、変えられようのない事実。

 

外交においては かなりの功績を残していた。


ロシアが暴挙、中国は軍事費を増額、北朝鮮はミサイル、そんな今・・・

 

安倍元首相がトランプ氏と親密な関係を築いてくれていたのは、本当に有難く思う。

 

多くの人が彼の偉大さを知っている。過激なアンチが多かったのは人気の裏返しでもある。

 

 

しかし、総理在籍時・・・日本のメディアはどこもモリカケと桜。

 

籠池氏の長男の主張も、財務省の改ざん文書に出ていた政治家の名も伏せたまま「アベガー」。

 

お亡くなりになった今も、「真相は闇の中へ」と伝える。

 

前述の核心にも触れず、何年もかけて追及したにも関わらず何も出なかった。

 

なのに・・・だ。

 

 

Twitter上には、アンチたちの「政治テロではない」・・・の書き込みが目立つ。

 

実際のところはわからない。

 

が、叩き続けたメディアの責任は大きい。

 

もし冒頭の「母親の破産」が動機だとしても・・・

 

メディアが推測で批判し続け、ネットニュースでも憶測のネタが並んでいた。

 

安倍元首相の記事は、「何でもあり」の状況だった。

 

そのネット上の憶測ネタを信じ、凶行に及んだことになるのだから。

 

 

日本の政治が危うい。

 

日本が危うい。

 

現状の政治家を見ればいい。

 

絶望に近い。

 

悲しくて悔しくて、やりきれない。

 

こんな事態に陥っても、メディアは何も変わらない。