
こんばんは、フラットパソコンスクール 日浦です

最近、忙しくて本を読めていませんが、
結婚するまでは結構な読書量を
誇っていると自負しておりました。
しかし、一度も本で泣いたことがありませんでした。
起業する前の話ですが、その日もいつも通り帰りの
電車で重松清著「流星ワゴン」を読んでいました。
「流星ワゴン」は38歳で家族が崩壊し、
仕事もリストラ寸前の主人公が、
人生に絶望して死のうと思った時、
5年前に交通事故死した父子の乗る
不思議なワゴンに拾われて、人生の岐路を
もう一度やり直していくという話です。
その人生の岐路では、嫌いで疎遠になっている主人公の
(瀕死の)父親が同い歳で出てきます。
今まですれ違いを繰り返しいがみ合い、
自分勝手で冷淡で強い人だと思っていた父親に
向き合っていくという少しファンタジーな作品です。
文章も読みやすく、ジャケ買いにしては当たりやなと
サクサク読んでいたのですが、ラストに近づくのつれ
「あ、これはあかん。泣きそう」と思いつつ、まさか大人が
公共の場で本読んで泣くまいと思って読み進めるうちに
あっさり限界が訪れました。
JR尼崎駅の段階で「いかん。涙で前が見えん!
前に立っている兄ちゃんにこいつ電車で本読んで
泣いてる思われたら嫌や!」と思い、
寝不足であくびが止まらない風を装ってみたり、
目を閉じて無の境地に辿り着こうと試みましたが、
完全に涙がこぼれてました・・・
後は大阪駅まで寝不足であくびが止まらず、
つい涙をこぼしながら寝てしまった風を
必死に演じてました。
自分は空気です。自分は空気です。と念じながら。
前に立ってたお兄さんはびっくりしたと思います。
今、冷静に考えたらアイボンのトローリ目薬が
上手くさせない風が正解だったと後悔してます。
過去に戻る話はたくさんありますが、
この本は過去に戻っても何も変わりません。
変わるのは主人公の気持ちだけという所が良いです。
父親の不器用な姿も結構ツボでした。
ただ、妻がテレクラにはまるという設定には
理解に苦しみました 笑
興味のある方は一度読んでみてください。
【流星ワゴン】
・重松清/著
・講談社
・730円
≪あらすじ≫
38歳、秋。ある日、僕と同い歳の父親に出逢った。
僕らは、友達になれるだろうか?
死んじゃってもいいかなあ、もう……。38歳・秋。
その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る
不思議なワゴンに拾われた。
そして・・自分と同い歳の父親に出逢った。
時空を超えてワゴンがめぐる、
人生の岐路になった場所への旅。
やり直しは、叶えられるのか・・・?
流星ワゴン (講談社文庫)/講談社

¥730
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