どこかに帰ろう
ボクらは傲慢だったのかもしれない
どんなにテレビで解説してくれても
誰がどんな説明をしても
その情報を信じることはできない
それは政治の話じゃない
人がつくった社会の話でもない
おそるおそる積み重ねた理論の世界の話
専門家がどんなに手に取るようにわかっていることでも
ボクらには見えないんだ
それをわかったふりしていたのかもしれない
そんなボクらを嘲笑うかのように
大きな自然の力が理論の積み木を打ちのめした
ヒロシマやナガサキで試されたはずだったのに
またボクらは自然に対して傲慢になってしまった
わかったふりをしていたボクは
あの地をふるさとに持つ人々に謝らなければならない
自然に謙虚であれ
やさしさのカタチ
わたしが泣いているときに
一緒に泣いてくれた
わたしが怒っているときに
笑って楽しませてくれた
誰かの心に寄り添いたいときに
みんなそれぞれの経験から
やさしさのカタチを練り上げる
そのコネコネする作業はとても神聖で
誰も邪魔できないんだ
一緒に泣いてくれた
わたしが怒っているときに
笑って楽しませてくれた
誰かの心に寄り添いたいときに
みんなそれぞれの経験から
やさしさのカタチを練り上げる
そのコネコネする作業はとても神聖で
誰も邪魔できないんだ

