人に勧めたい本
ブログネタ:人に勧めたい本 参加中まあ、私なのでベタですがムーミン谷の仲間たち [ トーベ・ヤンソン ]¥1,728楽天改めて作品紹介したことがなかったなーと思って。笑「ムーミン谷の仲間たち」表題どおり、長編の物語じゃなくムーミン谷に住まう仲間の物語。一番最初にスナフキンとティーティーウーの話があってわたし的には超悶絶ものなんですが※スナフキンがムーミン谷に春になっても帰れなくてその途中で歌の作詞作曲をしていたらスナフキンを敬愛すると言う小さな動物にまとわりつかれてクッソいらいらしてるんだけどその動物に「ティーティーウー」という名前をあげたらスナフキンのことをサラっと忘れてそのままどっか行っちゃってしまいスナフキンももっと素晴らしい音楽と出会うことができましたとさっていうおはなし※もーね、このスナフキンめっちゃ私。そしてティーティーウーもめっちゃ私。どっちも私。爆噂でだけしか聞いたことのないスナフキンと初めて会えてすっごい緊張しながらもどうしてもお話がしたくて近づいてくる小さな動物。一人になりたくて一人でいて、音楽のことで頭がいっぱいのスナフキンはその小さな動物に優しくしてあげようっていう気持ちなんてサラサラなくて何言ってんのこいつくらいな塩対応なのに音楽に対する執着を諦めて、小さい動物に「名前ください」って言われて名前をつけてあげるっていう優しいスナフキン♥そして尊敬していたスナフキンからお名前をもらって自分っていうアイデンティティを確立した結果スナフキンに執着することを忘れたティーティーウー。結局、自分が自分だっておもうためには誰かから自分の存在を認めてもらうことが必要でその第一歩が「なまえ」というものなんだと思う。特別大好きな人から特別なあだ名で呼ばれたら嬉しいように大好きな人から名前を貰ったら、そりゃもう大好きな人を忘れちゃうかもしれないね。笑だって大好きな人に自分を投影させてるんだもの。自分ってやつが確立されたら、投影する必要ないんだもの。依存するのは悪いことじゃない。自立できないことも悪いことじゃない。悪いと思うのは罪悪感だけなんだと思う。ただ私もスナフキンも、依存されるのが苦しいから「そんなに人を尊敬しすぎると、本当の自由は得られないんだぜ」って言う。依存されるということは、自分の本質を見ないままに勝手な想像だけで自分を見ているということだから。適度な距離感は、いつでも保ってなきゃいけないものなのだよ。この本にはもうひとつ私の好きな「目に見えない子」っていう話が入っている。ニンニという、散々嫌味や悪口を言われた結果、姿が見えなくなってしまった子の話。ムーミンママの優しい愛と、ミィの自分にものすごく素直な様子で最終的にニンニの姿は見えるようになるのだけどこれもまた結構象徴的なおはなしだよね。要するに、誰かから悪口を言われたり嫌味を言われたりすることで「じぶん」を消してしまうってことだから。誰かに合わせておけばいい、だれかの言うとおりにしておけばいいもう傷つきたくないから自分なんて消えてしまえばいいそう思って消えてしまったニンニだけどムーミンママがとにかく優しくて優しくて。少しずつ心を許す=自分という存在を認めてくれる人がいるという事実にニンニが姿を少しずつ取り戻していくのだけどミィの、周りを全くなんとも思わないで自分に素直な様子にまた傷つけられてしまうのかもしれない、とささっと消えてしまうニンニ。ほんとに傷ついてどうしようもないときはママの愛情が必要だけど最終的なひと押しは、自分に素直なミィみたいな人がまわりにいないとダメだよね。ああ、さすがスナフキンの異父姉だわ。こんな感じでネタばらししながら本の紹介しましたがwwwwティーティーウーの話も、ニンニの話もアニメ化してるから、本がダメならアニメを見てくださいヽ(*´∀`)ノムーミンって結構哲学的なんですよん。