ワークショップにバラフォン奏者のアフリカンが来た。バラフォンは木琴の鍵盤一つ一つにひょうたんがついて、スピーカーの効果を果たしているようだ。そのひょうたんには穴があいていて、そこに薄い紙が張られ、倍音を促進させている。

しかしそのバラフォンが披露されることはほとんどなく、彼もまた打楽器を叩く。僕のジャンベを「メトロノームのようで、時計と同じ役割を果たしている」と評し、それが誠に嬉しかった。