コンビニにて週刊プレイボーイを立ち読みするのは月曜の、キン肉マン世代として欠かせない習慣になっている。「2世」は単行本を買うほどではないというのが僕のスタンス。

このプレイボーイというものがコンビニによって位置づけが統一でない。成人誌のコーナーにあったり、週刊誌と並べてあったり、店によって違う。普段行かないところで僕はそれを探していた。70に近いと思われる男性がそこで立ち読みして、彼の周りを僕は右往左往した。恰幅がよく、スーツにコートという出で立ちで紳士然としていた彼であったが、それは見事に成人誌に貼られたシールを剥がしてそれを見ていた。親指と人差し指でいとも簡単に、読ませまいとする防御を攻略する。いつの間にか、プレイボーイよりその男が見るものに気持ちが持っていかれて、彼は外人好きということまで分かった。