勝って当然と思っていてあれだけへこまされた昨年と比べ、今年は穏やかな心境である。自らの野球をすることができなかったシーズン、個人的に半ば諦めの気持ちもあったのだろう。力みがないのは選手も同じだと思う。多少の力みが全くなかったとはいわないが、それすらもプラスに転じたような初物シリーズだった。かみ合っている。中田の暴れ馬っぷりが如実に現れていたとしても好転する。1週間後までそれが持続しているとは考えにくいが、穏やかさは維持できそう。