伏し目がち私服のディーバ を初めて見た。普段はセーラー服を身にまとい、これまで気づかなかったことに気づいた。そうではなくて成長の速度によるものなのか。胸が主張している。伸縮性のある白いトップスが形を露にする。 彼女の母親も初めて見た。エレベータで降りる途中、二人が乗ってきたのだった。化粧が濃く、派手な顔立ちの母とディーバは似ていない。たわわな乳房が親子だった。不純な目を向けないように努めた。彼女の前では善人でいたいのだ。