新戦力に対して過度の期待は禁物。希望的観測でものごとを見てはいけない。李にしろ中村紀にしろ、僕は個人的に多くを望んでいなかった。李は昨年のアレックス以下、中村紀に至ってはレギュラーもどうかと思った。しかし3カード終わった段階で期待以上の働きをして、それが開幕ダッシュに繋がったのではないだろうか。ダメ押しの3点が大きかった。

投手でも、ラミレスとグラセスキーが戦力になろうとは。今日はラミレスが打たれたが、二人とも優先的に登板して落合監督は見極めている。仮に年間通しての活躍はしなかったとしても、まだ右では鈴木や中里が、左では石井や久本がいる。支配者登録70人を見渡して、また、長いシーズンを見越して、中日はペナントレースを戦う。まだ10試合も終わっていないが、ここらでペナント制覇宣言をしてしまおうか知らん。