
底辺から這い上がるきっかけすら与えられない黒人が麻薬に手を染めることはごく自然な流れだった。コフィーの恋人で下院議員のハワードは知識層の黒人として現状打破を掲げているが、彼もまたコフィーの敵である麻薬組織の元締めヴィトローニと繋がりがあった。
主演のパム・グリアをはじめ女優陣は乳房も辞さない乱れっぷりで、15分に1度の割合でたわわな胸を露出させる。演技の未熟さは美貌と色気と体を張ることでカバーした。ゴージャスなファッションに散弾銃を抱える姿は日本でいうと薬師丸ひろ子と長澤まさみが演じるところだろうか。