うつつ含まれている、100ページ弱の中編4本が映画化された。山本直樹の作品自体が既に映画に近いような気もする。エロチシズムは直接的で、女体の質感がたまらない。欲に忠実という点とさらにはセリフ。哲学とエロスの融合がアレである。アレというのは適切な言葉が見つからなかった。アナル関連が多いのは趣味なのかどうか聞いてみたいところだ。 本棚を整理して無沙汰の挨拶。著者の単行本は何冊かあったはずだがこれしか出てこなかった。思い出しもしなかったくせに、そうなると読みたくなる。 山本 直樹 夢で逢いましょう