梅結婚式 吐き散らすところだった。量的には飲んでいないつもりだったが、ここ3日間、左のまぶたが3重になったまま治らないほど体調が悪く、最後の記念撮影から新郎新婦に見送られて退場するまで、脂汗をかきまくっていた。あそこで吐いていたらどうなっていただろう。出席者の思い出には深く刻み込まれただろう。僕の存在が空気を読まない者として。

水戸の偕楽園はそろそろ梅が開花する。茨城出身の新郎と紀州和歌山出身の新婦ということで、乾杯は梅酒、引き出物には小梅と南高梅があった。

新婦がジャグジーズ 。メンバー内では未婚のほうが少数派になりつつある。そしてまた一人、秋か冬に結婚するとの報告を受けて、友人スピーチを頼まれた。ウィットに富んだユーモアを織り交ぜ、簡潔に、時に泣かせ、そんな文面を今から考えようと、帰りに書店でスピーチの本でも探そうかと思ったが、酔いによる頭痛で直帰した。