帰国してまず携帯電話の電源を入れた。4日分の新着メールの問い合わせをする。驚くべきことに0件だった。いくら知人が少ないとはいえ、それはないだろう。何かの間違いだと思い、思いたく、もう一度メールのチェックをする。「新着Eメールはありません」。つい吹き出してしまう。
土産とは全く面倒である。貴重な旅の時間を割いて、他人の買い物をすることはだるい。「どんなに離れていても、あなたのことを忘れてはいない」との意思表示になるので、しかし怠ってはいけないものだ。と、僕は旅立つ前よりも荷物を5割増にして帰ってきてこの仕打ち。