疲れる試合だったが、勝てたことが大きい。もつれた原因は川上と立浪。登板間隔を開けて万全の状態で臨んだにもかかわらず、6回途中までで5失点はいただけない。不調でもそれなりのピッチングをするのがエースである。9月で挽回したい。荒木と井端でメイクした1,3塁のハメ技を生かすも殺すも立浪次第で、まさに今日はそれが浮き彫りになる。四球を選ぶと大量得点に絡み、凡打すると無得点に終わった。

ウッズのパワーには毎度驚かされる。ホームランの後の2打席は、バットの根元に当てながらフェンス近くまで持っていく。2度目のハメ技1,3塁で立浪が3塁走者を憤死させなければ、悠々犠牲フライだった。何にせよ、重ね重ね大きな勝利である。CATVチャンネル・スカイAのアナウンサーの希望的観測に苛立ちつつも、ほっと胸をなで下ろす。

中日と阪神の交流戦を除いた現在までの成績は下記の通り。

 中日52勝27敗
 阪神45勝37敗

中日のほうが勝ち越している。竜虎直接対決も除くとさらに顕著である。

 中日44勝19敗
 阪神37勝29敗

残りの阪神戦6試合を3勝3敗で乗り切れば、自ずと優勝が見えてくる。高らかに勝利宣言でもしよう。疲れて喉が渇き、美酒代わりに冷蔵庫にあったヨーグルトを飲んだが、ラベルを見ると賞味期限が切れていた。