定期的にジム
には通っているが、引き締まり具合は停滞している。ここが踏ん張り時だ。シャワーを浴びてドライヤーで髪を乾かしていると、隣の中年男性の怪しい動きが目に付いた。ドライヤーを二刀流で足の指を表裏から当てている。疑いようのない水虫である。帰宅するや否やまたシャワーを浴びた。
僕はアトピー体質で、幼い頃に比べると幾分ましにはなったが、汗をかく夏には症状が出る。首周りの肌はまるで象のような質感になる。これでさらに水虫にでもなって、足先までやられると過酷だ。
汗といえばかなり多汗なほうで、この季節タンクトップでうろついてふと脇に手をやると、確実に湿っている。いくら拭き取っても出るわ出るわ、脇の湧き水。願わくば、猫型ロボットの里親が好きな女の子並にシャワーを頻繁に浴びたい。