千葉マリン 先週の西武インボイスドーム に続いて今季二度目の球場観戦は、友人2人を道連れに千葉までくんだりマリンスタジアム。海浜幕張駅でマリーンズ・バレンタイン監督の挑発広告が中日ファンを迎えてくれる。

ロッテの先発渡辺俊介はローテーションから容易に予想ができた。好調のサブマリンに対する中日は谷間の先発で苦戦は必至である。新人の中田が中継ぎから再度先発挑戦権を得て、なんとか投手戦に持ち込めればいちるの望み、などは初回で潰えた。トップバッターの西岡がエラーで出塁、その後は中田が連打に次ぐ連打を浴びる。4点取られた時点で今日の野球は終了した。

2回以降の僕の視線はグラウンド1に対して売り子2の比率だった。まずは売り子たちを一通り見定める。そして一人に的を絞る。現代的で均整のとれた彼女をオーバーアクションで呼び寄せる。挨拶代わりのジャブ、勢いに任せたジョーク、笑顔を褒め称え、存在をアピール、今日は名前を聞くまでに至った。どんなに腹が膨れても、たとえ浜風が強くとも、彼女が通れば僕はビールを頼み続ける。

気づけば大差で負けている。中田と同じくルーキーの鈴木も打ち込まれた。酔いも手伝ってどうでもよい。最後の福留の花火は訪れたファンへのせめてもの供養である。野球に関してはロッテの良いところしか見てない。スタメンの日本人野手は揃って高卒で、育成が実っている。3戦ともフランコと李を止めることができなかった。

連れた友人の一人はメジャーフリークおよびイチローファン、一人は巨人ファンおよび春日部共栄出身。野郎3人観戦を満喫できたが、次は中日戦以外に限る。