一時は開催すら危ぶまれたMLBが無事に閉幕を迎えようとしている。ということで各日本人選手の今季初戦の成績を敢えて振り返ってみた。

 

 

まずは全米注目のカード、New York Yankees と Washington Nationals。なんとも愛国心をくすぐりそうなカードだ。Yankeesは移籍してきたGerrit Cole 、NationalsはMax Scherzer。全米ナンバーワンを争う投手の対決。昨年のワールドシリーズのマッチアップが再現された。試合はGiancarlo Stantonが飛距離459フィート(約140m)の2ランHRを放つなど2安打3打点の活躍で、Yankeesが勝利した。

 

 

次いでTampa Bay Raysの筒香嘉智。Yokohama Bayから移籍してきたルーキーが3番サードで出場。相手Toronto Blue Jaysの先発はアジアNo.1左腕の柳賢振。その左腕から左中間スタンドに叩き込む2ランHR。3打数1安打2打点の活躍を見せた。日本人選手のMLBデビュー戦HRは今まで松井稼頭央、城島健司、福留孝介、前田健太が記録。また一人日本人が歴史に刻まれた。

 

Raysに所属した日本人といえばAkiの愛称で親しまれた岩村明憲。チームを鼓舞し、2008年初のリーグ優勝に導いた。筒香もチームを導けるか。

 

Blue Jaysも元日本ハムのAnthony Bass , 元阪神のRafael Dolisと日本人に馴染み深い選手が所属していることも抑えておこう。

 

そして、本拠地Toronto入りが中々果たせずにいたルーキー山口俊。3戦目でメジャーデビュー。延長10回裏1点リード、タイブレーク制で無死2塁となった状況で登板。しかし先頭打者に四球を与え、1・2塁から次打者に逆転サヨナラタイムリーツーベースを浴びる。ほろ苦いデビューとなってしまった。

 

 

 

Cincinnati Reds初の日本人選手となった秋山翔吾はスタメンを外れてしまったが、6回に代打でMLB初出場を果たし、センター前にタイムリー。そのままレフトの守備につき、フェンス際の打球を好捕。2打数1安打1打点と攻守に結果を残した。

 

日本人選手のMLB初打席初安打は、これまでに新庄剛志、松井秀喜(初打席初安打初打点)、松井稼頭央(開幕戦初打席先頭打者初球HR)、福留孝介、ダルビッシュ有、大谷翔平が記録している。

 

 

 

MLB3年目のLos Angels Angelsの大谷翔平も3番DHで出場。第1打席でセンター前ヒットを放ち、5打数1安打だった。2日後には、2年ぶりの先発登板を果たしたが、1死も取れず5失点で降板。被安打3、与四死球3という出来だった。

 

 

Chicago Cubsのダルビッシュ有は今季初登板で4回3失点。5奪三振、被安打6、与四死球1だった。

 

 

Seattle Marinersの菊池雄星は今季初登板で3.2回5失点。5奪三振、被安打5、与四死球4だった。

 

 

投手では一人気を吐いた男がいた。今季よりMinnesota Twins所属の前田健太も初登板を果たし、5回2失点で勝利投手に。6奪三振、被安打4、与四死球1だった。

 

 

先日打撃練習の打球を頭に受けてしまったYankees田中将大投手はBoston Red Sox戦に先発登板。2回2/3を2失点。3奪三振、被安打4、与四死球1。大事を取って50球を目処に降板した形になる。

 

 

新型コロナウィルスに感染してしまい、調整に支障が出たSeattle Marinersの平野佳寿。8月22日にようやく今季初登板を迎え、1回無失点。2奪三振、被安打1。上々の仕上がりを見せた。

 


参照 日刊スポーツ