私はマイノリティだ。ゲイである。
今でこそ、心の底から天真爛漫な気持ちを持てるようになったが、ここまでくるには波乱万丈、紆余曲折ありまくっていた。(特に脳内では✴︎)
セクシャルな部分に関わることは全て隠して振る舞わなければならなかった為、脳内で作った言葉を「一般化」して表出する必要があったのだ。
つまり、口に出す前に、バレないように自分内で表現のチェックをし、OKを出す作業をしていた。
だから、人と関わるとすぐに疲労困憊していた。
言語や行動を振る舞うのに、まずは翻訳活動をしていたのだから疲れるのは当たり前だ。
さて、そこで喜怒哀楽。
私には最近まで「怒る」という感情の感覚が朧げだった。「怒」を理解できないとも言えるだろうか。
人は怒りを表す時、本当の自分が出るように思っていたから、ずっと封印していたのだ。
医療の助けを借りて「怒」を認識でき始めた今、次はその表現方法が分からない。
社会的に◎とされる怒り表現の上限はどこまでなのか。。。
そして、閉じ込めて生きてきたらある時 大爆発を起こした。
大爆発については、まは別の日にでも。
いやはや、喜怒哀楽を素直に表現できるのは大事なことだと思う今日この頃。
まだまだ、感情の進化は続く。


