私はマイノリティだ。ゲイである。 

今でこそ、心の底から天真爛漫な気持ちを持てるようになったが、ここまでくるには波乱万丈、紆余曲折ありまくっていた。(特に脳内では✴︎)

 

セクシャルな部分に関わることは全て隠して振る舞わなければならなかった為、脳内で作った言葉を「一般化」して表出する必要があったのだ。 

つまり、口に出す前に、バレないように自分内で表現のチェックをし、OKを出す作業をしていた。

 

だから、人と関わるとすぐに疲労困憊していた。

言語や行動を振る舞うのに、まずは翻訳活動をしていたのだから疲れるのは当たり前だ。

 

さて、そこで喜怒哀楽。

私には最近まで「怒る」という感情の感覚が朧げだった。「怒」を理解できないとも言えるだろうか。

人は怒りを表す時、本当の自分が出るように思っていたから、ずっと封印していたのだ。

医療の助けを借りて「怒」を認識でき始めた今、次はその表現方法が分からない。

社会的に◎とされる怒り表現の上限はどこまでなのか。。。

 

そして、閉じ込めて生きてきたらある時 大爆発を起こした。

大爆発については、まは別の日にでも。

 

いやはや、喜怒哀楽を素直に表現できるのは大事なことだと思う今日この頃。

まだまだ、感情の進化は続く。

梅田クラブクアトロで大江千里さんの音楽に触れた。

 

私が中学校の頃に、日本でヒット曲を飛ばしていた彼と、

今、会えていることが時空の不思議を運んでくる。

「やまだかつてないTV」なんて、とっても懐かしい!!

思えば、あの頃のテレビやヒット曲に、今でも支えられていると感じる。

 

大江千里さんの音楽やMCは、とってもチャーミング。柔和で包容力に溢れている。

ピアノを操る彼の背中は、素敵な大人の男性のものだった。

あんな背中を見せられる経験を手に入れたいと思う。

 

今年、新年に放送されたTV「小泉今日子 in NY」。

番組内で千里さんが奏でた今日子さんの「あなたに会えてよかった」は、最高に優しく強く、そして柔かった。

 

時間は流れ、今年もあと二ヶ月。

そろそろ、頑張って後を生く若い子たちに、何かを見せられる存在になり得る年齢になってきた私は、これから何を伝え表現できるのだろう。

 

 

 

10月も明日で終わり、11月に入っていく。

心地好い秋晴れの日曜日。

 

「人は心のために生きていくの」という歌詞の歌があった。

。。。うん、そうだそうだ、その通りだと思う。

みんな心の充実を求めて行動しているのだ。

 

普段から、他者の心も、できるだけ考えていける人になりたいものだ。

 

そして月日は流れていく。

 

しかしながら、人は「眠ること」が非常に大切だと、今になって痛感している。

心のためにも。。。「❤︎」

 

近畿地方に木枯らし一号が。

 

「雨」が好きだ。

秋の雨は、冷たくしっとり暗くて、聡明で鮮明な気分になる。

 

平成28年。今年は秋が非常に短かった。

先日までエアコンで部屋を冷やしていたのに、今日は「ちょっとストーブでも。。。」といった感じ。

 

最近の冬は、暖房が使われている場所は暑いくらいだし、外は寒いし。

 

これではいずれ、Tシャツの上にツイードのジャケットを着て。。。みたいなことになるのではなかろうか。

まるでニューヨーカーだ。それはそれでスタイリッシュなんだけれど。

 

そういえば、大好きな小泉今日子さんの歌にも「雨」はよく出てきている。

彼女のような揺るぎない心の指針を持った印象の人間に憧れる。

特に「働く」という場面では。

「必要以上のことは言わず、多くは語らない」

まだまだどうして、10年先を生く彼女に追いつくのは、なかなか難しい。

 

日常的に言いたいことは、どんどん溢れ出てくるのだ。