人の心を震わせる「映像」
夢のある「言葉」
感動を生み出す「タイミング」
笑いを作り出す「間」
「あなたには才能がある」
そう言ってくれる人がいなければ
作品なんて生まれてこない
才能なんて育てられてナンボ・・
最近 企業活性化のためのプロデュースの仕事に携わり、 テレビ制作とは違う側面からクリエイターの方々とお付き合いすることが多くなりました。
僕自身、映像、その中でも特に笑いを生み出すクリエイター としてテレビ番組という現場で15年間ご飯を食べさせてはもらっていたのですが やはり、ビジネスというステージにおいてはクリエティブな 感性はマイナスに働くことのほうが多いと・・・
お金が絡めば絡むほどそれは実感させられます。
自分の才能にプライドを持っているクリエイターほど
お金では動きません。
値段の高い安いより、自分をどう評価してくれているのか を重く見ます
ビジネス、お金のやり取り中心に生きてこられた人から見る とその仕事のスタンスは偏屈にしか見えないので、 せっかくのチャンスをつぶしてしまうことにも
なりかねません。
実際、クリエイターの気持を考えて、お金になる仕事を 断ったことも一度や二度ではありませんでした。
モノを創っている仕事人にとって、
安い仕事を受けないのは、割が合わないからではなく、 安く見られることで自分のモチベーションが下がってしまうということと、安い値段で発注するクライアントに評価をさ れたくないからという理由が多いのです。
僕もいまだに仕事は気持ちでするほうです。
金額よりも内容です・・・
こんなことを言っているからなかなかお金儲けが出来ないの ですが、クリエイターにとって、この考え方は捨ててはいけ ないものだと考えています。
職人の技は、ある日突然消えてしまうものではありません
極端にいうと何年ものブランクがあっても、少し時間があればカンは取り戻せます。
しかし感性を商売にしているクリエイターたちは、
ある日突然何も思いつかなくなることもありえるのです。 そこには「技」と「才能」の違いがあります。
「才能」は生み出すクリエイター側だけの力では
どうしようもない時があるからです。
アイディアや創作はそれをいいと思える感性とぶつかって その反作用で初めて作品として意味を成します。
笑いのないところで漫才が成立しないのと同じです
クリエイターの人件費を出来るだけ削って、クライアントにはクリエイターの値段がわからないのをいいことに高くいい 利幅を確保する、ブローカー・・・・
ビジネスとしてはそれが正しいのかもしれませんが、
そこで才能は育まれません。
当然、常に自分の才能をキープするためにも、クリエイター はお金よりも絡む人間を意識しないといけないのです。
本当に良いモノを良いという感性に出会うこと
自分のアイディア、創作を高く評価してくれる人との絡みは 長い目で見るとお金には代えられない大切なことなのです
これからの時代 僕はこの才能を育む才能を持っている人が 生き残っていくと信じています
ビジネスにつながっていなくとも、この才能のある人は素晴ら しい人だと思います。
いいものを見ていいとレスポンスできる感性、
感動してその気持ちを作り手に伝えることのできる力
よく「私は才能ないから・・」
という人がいますが、
感動できる力、笑いに反応できる力があるなら
それはそれで立派な才能なのです
気付いていないだけで、お笑い好きのあなたが次のM-1の チャンピオンを創っています。
音楽好きのあなたがミリオンセラーのアーティストを育んでい ます。
観る力、聴く力、感じる力
その力なしにどんな作品もありえません。
発信する力とそれを育てる力
もう一度言います。
アーティストやクリエイターだけが感動を作っているのでは ありません
反応が、震えた心が、作品を生み出しているのです
こう考えると・・・
素敵なレスポンスのできる人と出会えることが才能があると言われる条件なのかもしれませんね・・・・
正直・・・・・
あなたのレスポンスがなければ
僕の心には何も浮かばない・・・
いつも
ありがとう
