次の日

 その日の昼休み俺は中庭に急いで向かっ

た。俺は待った。千春が来ることを信じ

て。待ち続けて30分はたっただろう。それ

でも千春は来なかった。

俺は大きくため息をついた。

「やっぱ駄目だよな俺じゃ」

もう教室戻ろうとしたその時

「直哉君!」

千春の声が聞こえた。千春は走ってこっち

に向かって来ていた。

「遅くなってごめん。」

「千春もう来ないんじゃないかって思って

た。俺よりもあいつのほうがって。」

「ううん。な、直哉君がいい。」

「千春、この前はごめんね。俺、自分の気

持ちに正直になってなかった。千春と会え

ないとき胸が痛くて。

俺は千春のことがす、好きです。つ、付き

合ってください。」

「私も直哉君が好きです。よろしくお願い

します。」

このときの千春の笑顔は今までで一番かわ

いく見えた。

ピーンポーンパーンポーン

「あ、あと5分で授業始まっちゃう。

直哉君、戻ろう」

「千春。今日一緒に帰ろう?」

「うん。いいよ。」

「じゃ行こっか」

こうして俺と千春は付き合い始めた