いつか オレが今まで観て来た景色を 聴かせてやろう

君が これから観る景色と どこかで ダブる筈さ


ある日 突然世界が変わる

よく見知っている景色なのに 知らない世界
風の運んでくる
匂いさえ
どこか 懐かしい

真っ暗闇の中 外に出たら
そこは 知らない世界

誰より知ってる景色なのに 見知らぬ世界に見える

どこか 新鮮で けれど どこか懐かしい

風さえ 新しい匂いを 運んでくる

そこは、夏の光で
とてもまばゆく
生命の輝きを放って
どこまでも 光りに満ち輝いていた

とても 美しい世界


その光は オレの闇を照らした



SHIFT THE WORLD


突然 世界が変わった


誰より知ってる光景なのに 知らない世界


灼熱の太陽さえ
オレには 暖かくて
どこまでも 凍りついた心に


真夏なのに オレの身体は どこまでも凍え切っていた


忘れない あの夏の輝きを


とても 美しい世界

世界中が 生命の輝きを謳ってた


忘れたくない あの歓びを


生命に刻もう
あの世界の美しさを


どこまでも ろくでもない素晴らしい世界



SHIFT THE WORLD


ある日 突然世界が変わる


誰より知ってる景色なのに 知らない世界


光の褪せた 世界
それは どこまでも冬のモノトーンで
空は どこまでもグレー色


それでも オレには どこまでも新鮮で
冷たい風さえ 心地良かった


よく見知っている景色なのに 知らない世界


どこまでも 見知らぬ世界に とても新鮮な思いで オレは その世界を眺めてた


どこまでも モノトーンで 誰もが寒さに肩をすくめて歩いてた


景色はどこまでも モノトーンで
空は どこまでもグレー色


それでも 未知なる世界に オレの闇はどこまでも ときめき歓びに震えてた


モノトーンの世界
どこか寂しげで
けれど いとおしい世界に 見えてた


忘れない あの寂しい世界を

生命に刻もう あの切ない世界を


冷たい風さえ オレには 心地良かった


絶望と失望の中
この瞳に映る 薄暗い世界


突然 世界が変わる


誰より知ってる景色なのに 知らない世界
未知なる景色に
さ迷う オレの虚ろな瞳


それでも いとおしい世界に見えてた


忘れない
あの世界の淋しさを


生命に刻もう
どこまでもろくでもない 素晴らしい世界


冷たい風が オレの心を 通り抜け
それでも 寒くなかった


どこまでも 凍りついた心に それは心地良かった


誰より知ってる景色なのに 知らない世界に見えた


寒々しい魂に それはつよく 生命に刻まれた


未知なる世界を 歩いているようでどこか 楽しかった


どこまでも 弱り切った魂に その世界は つよく刻まれた


SHIFT THE WORLD

どこまでもろくでもない 素晴らしい世界


忘れない
この寂しい世界を
それでも 美しく見えてた


SHIFT THE WORLD

突然 世界が変わる
それは オレのよく知ってる景色で
でも 未知なる世界に見えた


光を失った モノトーンの世界


どこまでもろくでもない 素晴らしい世界


SHIFT THE WORLD

今こそ 君に伝えたい

オレが今まで観て来た景色を
きっと 君がこれから観る景色と
どこか ダブる筈さ


どこまでもろくでもない 美しい世界を


忘れない
生命に刻もう

あの寂しい世界を

どこまでも いとおしい世界


忘れない
生命に刻もう
このろくでもない 素晴らしい世界を

夏の熱い光と 冬のモノトーン


SHIFT THE WORLD

忘れない
あのいとおしい世界を
忘れない
生命に刻もう
このろくでもない 素晴らしい世界を

君に 伝えたい

SHIFT THE WORLD