自称天才マジシャン・山田奈緒子と、日本科学技術大学物理学教授・上田次郎のコンビが、超常現象や、奇怪な事件に隠されたトリックを解決していくミステリードラマ。

ミステリー(謎解き)をアウトラインとした構成は、横溝作品を踏襲した内容が多い。その一方で全体的にコメディ要素やパロディ要素、バラエティ番組の要素を取り入れた構成になっており、『金曜ロードショー』をはじめとした裏番組などの他局ネタや時事ネタ、出演者・制作スタッフや舞台裏の事情にまつわる楽屋ネタなどの小ネタ、更にはストーリーには関係のないギャグやおちゃらけ、効果音が随所に挿入され、台詞や視覚・聴覚的効果内に笑わせる演出が多用されているが、その中には伏線になるものも含まれていることがある。

第1シリーズから一貫して「奈緒子・上田vsインチキ霊能者」という図式を通しているものの、稀に犯人捜しから始まるパターンも存在する。また先述の通り、コメディ要素が全面的に押し出されている反面、「犯人が逮捕前に死亡する」「事件解決してもなお被害者が救われない」など、シリアスなバッドエンドも持ち味である。(wikiより)