新しく入ってきたパートさん

バイト先のホテルの同じ時間帯に先月半ばに入ってきたパートさん。

どうやら結婚して専業主婦になりそれ以降一度も働いていない人らしい。年齢はアラフィフ。ちょっと心配だったけど物怖じしないで初日からお客様に挨拶してるので大丈夫かなぁと。

が、暫くすると段々とヤバそうな気配が見え隠れ…物怖じしないというのはある意味怖さを知らないというか、深く考えないということにも繋がるような気がした。今まで接客の仕事をしていて転職してきたなら話は別だけど。

私と同僚とで一つ一つ丁寧に教えると必ずこう言う。

「そういうことですね、ありがとうございます〜」

ノートにも書くししっかり理解してるのかと思いきや何度も聞いてくる。そして何度も同じことを言う…結局理解出来てない

それでも年齢的に覚えるのに時間がかかるんだろうと同僚と話してた。

日数が経つに連れてノートに書いても見てない、何度も同じことを人を変えて聞く、しかも以前の説明では意味が分からなかったけどやっと意味が分かりましたと言う、何度も…

はぁ、大変な人が入ってきたわ…

で、先日、私がつきっきりで教える日があってスパルタで教えた。聞かれても、

「何度もやってると思いますが…」

「この前〇〇さん（同僚）に教えてもらってましたが…」

と枕詞をつけて（笑）

でも動じることなく「そうか、やっと意味が分かりましたー、ありがとうございます〜」と言う。

何この人？

ストレス半端ねーーー

でね、我慢仕切れず私言いました。

「ノートに書いてましたが見てやれば出来るんじゃないですか？分からないことを毎回聞いてもなかなか覚えられないと思います。考えながらやる方が覚えますよ。」

って。すると、

「そうですね〜ありがとうございます〜」

やっとノートを持ってきて見てる。が、自分で書いたのに意味が分からないのか？書き方が悪いのかな顔をしてる。ノート覗いてみたら全く理解しないで書いてるなってことは分かったけど、一応見てやれば出来るはずで「ここに書いてありますよね？」と言うと違うところを見て悩んでる。話聞いてない…マジでやばい…

はぁ、疲れるわ…

やっとのことで1日が終わり帰り際に、

「今日はスパルタですみませんでした。明日は〇〇さん（同僚）なので優しく教えてくれますよ。」

と、100歩…いや1000歩譲って謝ったら、

「怖かったですぅ〜。なら2人を足して2で割れば丁度いいですね」

って

開いた口が塞がらないとはまさしく

本当にやばいの入ってきちゃったわ…

世の中には色々な人がいる…

アラフィフの今になってもまだまだ勉強…

修行は続く…