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気づいて、選んで、進みだす

もっと自由に、自分らしく“生き生きと”生きていくあなたのための

“ FLAG ” 塾長　YORIKO　です。

YORIKO

問題行動といわれることをしでかす息子は、その都度呼び出されますが、

ひっそりと困っている娘はいつも「お母さん、大丈夫です。問題ありませんよ。」と言われました。
う～ん、問題ありなんだけどな～と思いながらも、娘の『困り感』に寄り添うのは、中学生になってからでした。

息子のように『問題行動』と呼ばれるようなことをしでかす子は、先生にも目を~~つけられ~~かけられやすいのですが、
娘のように大人しく、コミュニケーション力もある子は、見逃されやすいです。
大人しく何も言わないので、本人は困っていても、周りの大人は気がつかないで、放っておかれることが多いです。
そして、「自分はできない」と傷つき、自己肯定感が低くなってしまいます。

娘は『読むこと』に困難さをもっていました。
文字が読めないのではなく、文章を読むのに時間がかかるのです。
小さい頃から何となくそーなのかな？と思っていましたが、マンガさえ読まないので、なぜ？と聞いてみたことがありました。
すると「だって絵と文字とゴチャゴチャしていて、どこから読んだらイイのかわからないだもん

。」と。
娘には、イラストや写真やカラーで彩られた教科書は、漫画と同じく苦痛だったのです。

保護者会などで「家の娘は、ちゃんと授業に参加していますか？」と担任の先生に伺うと、決まって「大人しくちゃんと参加されていますよ。」と。
いやいや、娘は授業中静かにしていられるけど、娘の授業のノートや連絡帳を見てみると、ちゃんと板書を写せてないことがしばしば

。耳で聞いて補っているのか、聞き間違いを書いていたり

。

小学生のうちからちゃんと娘をフォローできれば良かったのですが、息子の対応に追われて、娘には申し訳ないことをしたと思います。『読むこと』に少し困難を抱えた娘と一緒に頑張ったのは、息子が高校生になってから、娘が中学2年生とギリギリになってしまいましたが、その時にちゃんと対応出来て良かったと思います。

年齢があがってきてたら、みんなと同じ方法ではついていけない子どもたちがいます。
板書を書き写すのが極端に遅い子は、目が縦の動きに困難があったりします。その他にも、ワーキングメモリが低い場合もあります。
そんな子どもたちへの支援が今は以前よりちゃんとなされていると思いますが、
その子に合った方法を早く見つけてあげられれば、その困難さは軽減されます。

娘におこなったこと、言葉がけ、学校へのお願いなど、その時のことはまたの機会に書きますね