虐待の連鎖②

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もっと自由に、自分らしく“生き生きと”生きていくあなたのための

“ FLAG ” 塾長　YORIKO　です。

YORIKO

子どもを産んだから、すぐに母親になるなんて・・・。
母性豊かな女性もいますが、そうではない女性もいるんです。
なんだか“母性信仰”みたいなＴＶ番組をみると、自分がダメ出しされているようでとても悲しかった。
日々自分の非力さ・至らなさを思い知らされる。
そんな自分を受け入れながら、１人の人間としてわが子と向き合っていく。
私はそんなダメダメな不器用な人間でした。

虐待の連鎖①では、ちょっと離れてクールダウンする　ことが大切だったということを書きました。

他に私が心がけたことは、やってしまったことを正直に話す　ということでした。

まだまだ未熟な私は、たまに手を挙げてしまったんです

。

用事で出かけなくてはいけないのに、時間が来ているのに、色々とやらかす息子・・・

。
せっかく着替えをさせたのに、いたずらしてびしょぬれに・・・。着替えなおさなくちゃ。
あー、もう出かけなくちゃいけない時間！！イライラ、イライラ

「自分で！」と言って、靴を履くのに何分かかってんの

？
こんな小さな子に、怒ってもしょうがないけど・・・、
分かっているけど、イライラ、イライラ、イライラ

「何やってんの！！早くしなさい

」

「危ない！！そんなことしちゃダメでしょ？何度言ったらわかるの

」

この頃は本当に辛かった・・・。
体の中から沸き起こる抑えきれないイライラに支配される私を、
絶対に母のようになりたくないと喘ぐ私が羽交い絞めする。
人格が２つに引き裂かれそうな感覚でした。

やってしまった時は罪悪感でいっぱいになりました。
本当に自分のことが許せなくて・・・。

そんな時、私は夫に自分のやってしまったことを隠さずに話しました。
夫も息子の特性を分かってくれていたので、ちゃんと聞いてくれました。
「しょうがなかったんだよ。」と言ってくれることもありました。

自分が“母親”になって、自分の私の母のストレスは理解できるようになりましたが、
自分の子どもの体に痕を残すようなことをするというのは、まったく理解できませんでした。

そうしているうちに、「虐待の連鎖を１００％断ち切る！！」と０か１００かの考えは無理なんだと思うようになりました。
母が私にしたことを１００として、私は５０％、４０％、３０％・・・出きる限りなくなるようにすればイイ